連続ガード中のガード方向の切り替えはレバーをガード方向に入れなくてはならない(例えば、しゃがみガード中にただレバーをニュートラルに入れただけでは立ってくれない)のは以前書いた通りだが、では次のような状況ではレバーをどの方向に入れれば着地下段をガードすることができるのだろうか。


裏当て表落ちの代名詞とも言える沙織のJ大。これ自体ガード方向が分かりづらいが…… 着地後はこんなのになる。


答えは1(相手側の斜め下)。
基本的にQOHのコマンドの入力方向は相手の位置関係なく自分の向いている方向であるため、このように相手に背を向けているような状況では相手方向にレバーを入れなくてはならない。
知らない人はこれだけでドツボにハマることだろう。


ガードするには相手方向斜め下に入れなくてはならない。初見じゃ無理やね。


しかし、「レバーを1に入れると着地下段をガードできる」だけでは50点といったところか。
100点の回答は「連続ガードなら1、連続ガードでなければ3」。
まあ、ガード硬直が途切れれば相手側に振り向くのだから当然と言っちゃ当然だろう。
ということで、沙織側は着地下段をガード硬直が途切れるか途切れないか分からない微妙なタイミングで重ねることにより、自分でもどちらか分からない簡単かつ強力な2択を仕掛けることができるというわけだ。
更にこれに中段であるD小や一瞬待っての投げを加えると相手は混乱すること間違いなし。




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最終更新:2012年02月29日 18:18