Claim CE311:
According to standard models of the sun, the sun's luminosity has increased by 40 percent since the origin of the earth (the "faint young sun paradox"). This would mean that the early earth could not have supported life. Thus an old earth is impossible; the earth must be young.

標準的な太陽モデルによれば、太陽の明るさは地球誕生のときから40%増大している(暗い太陽のパラドックス)。これは、初期の地球では生命が存在できなかったことを意味する。したがって、古い地球はあり得ない。地球は若いはずだ。


Response:
  1. 太陽の明るさの変化は言うほどドラスティックではない。変化の大半は生命の誕生前に起きている。生命の誕生からだと、太陽の明るさは25%増加している。地球の熱の流れを考えれば、これは温度7%上昇に相当する。
  2. この7%の変化は地球の気候のフィードバックがないことを仮定したものだが、実際には複雑なフィードバックが存在する。特に温室効果とアルベドは気温変化を穏やかなものにする。初期の地球では、二酸化炭素やメタンのような温室効果ガスが今よりも多かったと思われる。
  3. 生命の歴史では、先カンブリア代後半の全球凍結から、現在よりも高温な石炭紀まで、非常に大きな気候変動を生命が生きのびている。


Links:
  1. Johansson, Sverker, 1998. The solar FAQ.








最終更新:2011年08月07日 08:03