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ファクトリーナカタ・カラーシアン 2009年2月4日 (水) 兵庫県宝塚にあるケーキ屋さん「ファクトリーナカタ」のお菓子。犬の顔が可愛らしいクッキーサンド。 今日は立春ですね。24節気のひとつ、暦の上では春のはじまりです。 これ以上は寒くはならず、これからは暖かくなる日とされていますが、実際はまだまだ寒い日が多いですよね。 昨日は愛犬Pクンの精密検査の日でした。 気管と心臓の難治性疾患があるので、近年はお散歩もドクターストップの状態で、24時間ずぅ〜っとオウチで過ごし、外出するのは動物病院に行く時だけという日々を送っています。 近所に偶然、獣医師と動物看護師がそれぞれ20人以上いる大きな動物病院があり、何年もこちらにお世話になっています。 愛犬の病気は、難治性疾患として位置付けられ、どんな大きな病院でも積極的な治療が行われていません。数種類の薬を飲むという内科的な治療だけです。 本当に何も救う手立てがないのだろうか、治らないという呪縛に囚われているだけではないのか、と、獣医師の学会誌を取り寄せて愛犬の疾患についての最新事情を調べていたところ、日本で唯一、その疾患を外科的治療により、根治を目指しているという獣医師がいる動物病院が、なんと偶然に我が家の近くにあると知りました。 学会誌では、手術工程の写真が数十枚掲載され、ドクターの論文も納得いくものでした。街の小さな動物病院で、この疾患の手術だけで3桁の実績があるということも素晴らしいことです。 そのドクターがいる動物病院は我が家から車で5〜10分でしょうか。さっそく予約をして昨日愛犬を連れて行ってきました。 1時間ほど色々な検査を受けて、症状の説明のために診察室に呼ばれました。 レントゲンや超音波検査の結果を見ながら、丁寧に説明を受けました。 ですが、私が期待していた結果とはならず。 年齢的な問題、疾患が気管だけではなく呼吸器全体におよんでいること、麻酔に耐えられる体力、心臓ではないということ、どの面から見ても手術は不可能だということ、薬を飲み続けることは絶対条件だけれど、良くなる可能性はなく現状維持が精一杯であること、気管より心臓の状態が末期であること、通常の心臓の体積の4倍ほどに肥大しており、いつ倒れてもおかしくないこと、万が一他の病気になった時にも麻酔を伴う手術は不可能だということ、生きている方が不思議なくらいですよ、と獣医師に言われ、絶望的な気持ちで動物病院を後にしました。 5種類の薬を出され、初めて頓服でニトロを処方されました。 いつ心臓発作がおきてもおかしくないので、と。 ニトロを飲ませなくてはいけない発作が起きたら、私が気絶するのではないかしらと、その時のことを想像するだけで涙がでてきます。 帰りの車の助手席に座って、ずっと運転する私を可愛らしい目で見つめる愛犬の病状が、もう手がつけられないほど悪化しているだなんて信じられず、悲しくなって視界が曇って運転できなくなってしまいました。 近くのコンビニの駐車場にとめて、愛犬をぎゅっと抱っこして泣いていたら、愛犬が流れてくる涙が気になるのか、頬を舐め続けるので、ますます愛おしく感じて、いつまでも車を出すことができませんでした。 帰宅後に妹に検査結果を知らせると、「悲しいことだけれど、人も犬もいずれは死んじゃうんだからね、今一緒にいられることを大事にして、そしていつかはいなくなっちゃう覚悟をしてね。」と言われてまた号泣。 これからも2週間に一度は愛犬を動物病院に連れて行かなくてはいけないので、その日が愛犬が楽しみにしている唯一のお出かけデーですから、笑顔で大切に過ごしたいと思っています。 食べ物と関係のない愛犬の話題でしたが、このような家庭環境の中でも、お料理やお菓子作りを楽しんでいきたいと思っています。 おいしいもの [[かなえキッチン : ごはん日記 2009年]]
ファクトリーナカタ・カラーシアン 2009年2月4日 (水) #image(2393900754657FB966D8258DCA921946.jpg) 兵庫県宝塚にあるケーキ屋さん「ファクトリーナカタ」のお菓子。犬の顔が可愛らしいクッキーサンド。 今日は立春ですね。24節気のひとつ、暦の上では春のはじまりです。 これ以上は寒くはならず、これからは暖かくなる日とされていますが、実際はまだまだ寒い日が多いですよね。 昨日は愛犬Pクンの精密検査の日でした。 気管と心臓の難治性疾患があるので、近年はお散歩もドクターストップの状態で、24時間ずぅ〜っとオウチで過ごし、外出するのは動物病院に行く時だけという日々を送っています。 近所に偶然、獣医師と動物看護師がそれぞれ20人以上いる大きな動物病院があり、何年もこちらにお世話になっています。 愛犬の病気は、難治性疾患として位置付けられ、どんな大きな病院でも積極的な治療が行われていません。数種類の薬を飲むという内科的な治療だけです。 本当に何も救う手立てがないのだろうか、治らないという呪縛に囚われているだけではないのか、と、獣医師の学会誌を取り寄せて愛犬の疾患についての最新事情を調べていたところ、日本で唯一、その疾患を外科的治療により、根治を目指しているという獣医師がいる動物病院が、なんと偶然に我が家の近くにあると知りました。 学会誌では、手術工程の写真が数十枚掲載され、ドクターの論文も納得いくものでした。街の小さな動物病院で、この疾患の手術だけで3桁の実績があるということも素晴らしいことです。 そのドクターがいる動物病院は我が家から車で5〜10分でしょうか。さっそく予約をして昨日愛犬を連れて行ってきました。 1時間ほど色々な検査を受けて、症状の説明のために診察室に呼ばれました。 レントゲンや超音波検査の結果を見ながら、丁寧に説明を受けました。 ですが、私が期待していた結果とはならず。 年齢的な問題、疾患が気管だけではなく呼吸器全体におよんでいること、麻酔に耐えられる体力、心臓ではないということ、どの面から見ても手術は不可能だということ、薬を飲み続けることは絶対条件だけれど、良くなる可能性はなく現状維持が精一杯であること、気管より心臓の状態が末期であること、通常の心臓の体積の4倍ほどに肥大しており、いつ倒れてもおかしくないこと、万が一他の病気になった時にも麻酔を伴う手術は不可能だということ、生きている方が不思議なくらいですよ、と獣医師に言われ、絶望的な気持ちで動物病院を後にしました。 5種類の薬を出され、初めて頓服でニトロを処方されました。 いつ心臓発作がおきてもおかしくないので、と。 ニトロを飲ませなくてはいけない発作が起きたら、私が気絶するのではないかしらと、その時のことを想像するだけで涙がでてきます。 帰りの車の助手席に座って、ずっと運転する私を可愛らしい目で見つめる愛犬の病状が、もう手がつけられないほど悪化しているだなんて信じられず、悲しくなって視界が曇って運転できなくなってしまいました。 近くのコンビニの駐車場にとめて、愛犬をぎゅっと抱っこして泣いていたら、愛犬が流れてくる涙が気になるのか、頬を舐め続けるので、ますます愛おしく感じて、いつまでも車を出すことができませんでした。 帰宅後に妹に検査結果を知らせると、「悲しいことだけれど、人も犬もいずれは死んじゃうんだからね、今一緒にいられることを大事にして、そしていつかはいなくなっちゃう覚悟をしてね。」と言われてまた号泣。 これからも2週間に一度は愛犬を動物病院に連れて行かなくてはいけないので、その日が愛犬が楽しみにしている唯一のお出かけデーですから、笑顔で大切に過ごしたいと思っています。 食べ物と関係のない愛犬の話題でしたが、このような家庭環境の中でも、お料理やお菓子作りを楽しんでいきたいと思っています。 おいしいもの [[かなえキッチン : ごはん日記 2009年]]

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