マイ鍋
鍋の国ではマイ鍋、マイ箸を常備している。
特に鍋の民はこの世に生を受けた瞬間にひとつの鍋を与えられ、生涯を共にする風習がある。一見重苦しい習わしのようだが、形あるものはいつか壊れるものなので、幼少期に落として割ってしまうケースも少なくない。その場合は新しい鍋を親族が買い与える。要は鍋と共に暮らす、という習慣が大事なのである。余談だがこの国では結納品にも鍋が含まれる。
特に鍋の民はこの世に生を受けた瞬間にひとつの鍋を与えられ、生涯を共にする風習がある。一見重苦しい習わしのようだが、形あるものはいつか壊れるものなので、幼少期に落として割ってしまうケースも少なくない。その場合は新しい鍋を親族が買い与える。要は鍋と共に暮らす、という習慣が大事なのである。余談だがこの国では結納品にも鍋が含まれる。
(書き手龍鍋ユウ)
(編集日2007.2.15)
(編集日2007.2.15)