曲紹介
- 北原白秋の「黄色い春」(『東京景物詩及其他』所収)という詩をアレンジした詞の楽曲。
- 季節に合わせてタイトルを変えてみたものの、やはりどうやっても春の歌だった…とのこと。
歌詞
黄色、きいろは棕櫚(しゅろ)の花
卵いろ 蒲公英(たんぽぽ) 仔猫の眼
みんな寂しい手触りの、
岸の、柳の、芽の黄色
私たち どこまで歩いても
どこにもたどり着かないね
いくつ四辻曲がっても
いつかゆめ見た場所にさえ
私たち どこまで歩いても
何にも どうにもならないね
そいじゃあここらでさようなら、
かわいいひとの手を離す
黄色、きいろは茴香(ういきょう)の、
「思い出」のいろ 雲のいろ
ほんにゆかしい三味線の、
夢の、夕日の、音(ね)の黄色。
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最終更新:2011年08月22日 00:15