歌詞
指先に触れた雫たちを 掻き集めてそれを愛と呼んだ
銀河通りのこの町の中 眠れ痛みよ この紅茶とともに
あなたはどうして彼らの話を聞くたびに ほら 涙浮かべて
何も言わずに紅茶を淹れて 一人寂しく空を見上げているの
思い出すたびに 少しだけ痛むからさ
あなたが言うのなら きっとそれは
言えないことね
あなたの苦しみはわからない 苦しいほど
ただそばにいられるように この痛みは胸にしまおう
彗星はほら 待つ人の場所へ されど軌道は不可逆なもの
流星は今 彼方の先へ されどその身は焼かれ崩れる
あぁ その国は灰と化した 天使も今や 姿眩ます
何も変わらず ただ消えていく定めを待つ場所を探している
皆知らないまま 向かっていったその終わりへ
あなたは言う それは悲しいだけじゃないからと
命を賭してまで求むものがあるのか
彼らのその答えはわからない 今の僕には
気付くのが遅かったのさ 誰もみな一人なんだと
その手は離さなければいけないものなんだと
何を知って生きていくのか 何を捨てて生きるのか
答えのない問いなどない ただ与えられるものでもない
だから人は作り出した 愛という孤独の羅針盤を
僕はそれを確かめに行く さらばこの街 忘れはしないだろう
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最終更新:2014年10月23日 00:00