卒業

そつぎょう【登録タグ:isichan そ デフォ子 曲】

作詞：isichan
作曲：isichan
編曲：isichan
唄：デフォ子

曲紹介

• 昭和なメロディ。その瞬間の感情はきっと、今も昔も変わらなくて

歌詞

（投稿動画より転載）

窓辺の席から　ポプラの木の上
いつも何かを　さがしていた
頬杖ついて　何を見てるのか
自分にさえもわからなかったけど

何につけても　させられるばかりで
やりたいことは規則で縛られてた
それでもいつも何かを感じていたのは
ここで過ごしたからだと思う

いつの間にか時は流れる
まるで引き潮のように
何を失くし　何を手にしたか
確かめる間もなく

卒業って文字が　似合う季節が来て
言葉にできない思いが胸を突き刺す
楽しいことばかりじゃなかったけれど
この場所を確かめる　僕だよ

退屈な授業　ラクガキばかりの教科書
傷だらけの机と　古ぼけたスピーカー
チャイムの音　仲間たちの笑い声
いつも賑やかだった学食のテーブル

同じ制服　同じ上履き
もう　身につけることもない
アイツとの出会い　アイツとの別れ
全てが懐かしいと思う日々

何が残せたというわけじゃない
思い出以外　残りはしないだろう
それでも人は思い出を作りながら
何かを　つかむのかもしれない

このまま自分が　どんな大人になるのか
誰にもわかりはしないことだけど
ただ　今は　今だけで
今を生きたい僕だから
思い出に浸るのは再会の時だけにしよう

見ていた夢と　見ている夢が
たとえ違っても　やり直せはしない
やがては　今も戻れぬ世界だから
夢を信じて走り続けたい

いくつもの瞬間を　同じ場所で数えた
仲間もそれぞれの道を歩み始める
そして
卒業って文字が　通り過ぎたあとは
言葉にできない思いが　胸を包む

やさしく　包んでくれる　だろう

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