月雨

つきさめ【登録タグ:からは 櫻花アリス

作詞:からは
作曲:からは
編曲:からは
唄:櫻花アリス

曲紹介

  • 歌声の冷たさが夜の月を思い起こさせる、UTAUROCK

歌詞

(配布Zipより転載)

嗚呼 夜から零れ落ちてくそれにすがって
もう今更、意味もないことに気づいてた?
例えば あの時「夢の中で。」って言ってたなら
まぁ、それでも何も変わらない気がします。

空回る僕と、止まない雨の音
光はそこに在るだけで 揺れなくて

枯れた、枯れた 空の色に染み渡る暗闇
じわりと滲んでく 冷たい夢焼け
欠けた月が照らし出した
曖昧な鈍色 また僕は夢の中へ

嗚呼 月焼け。錆に塗れて汚れっちゃって
もう殊更、意味のないことに気づいてた
例えば「歪な月みたいだ。」って言ってたなら
まぁ、それなら君は笑った気がします。

ぐるぐる回る 世界の真ん中で
痛みがそこにあるだけで、切なくて

「綺麗だね」と月を見上げた君
けど、僕にはね─。
降り続いた 酷く長い雨

徒々、流して。

傾く月と 止まない雨の音
痛みはとうに 寂しさで消え失せて

枯れた、枯れた 空の色に染み渡る暗闇
じわりと滲んでく 冷たい月雨
夢は燕脂 空は紫紺 退廃は君色
その影が揺らめいて また降り出す雨

またね またね さよならは言わないと決めたの
それだけでまた逢える気がするのです
欠けた月と 僕の胸に染み渡る雨色

「またいつか、夢の中で。」

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最終更新:2015年05月22日 00:31
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