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うたかた【登録タグ: 水音ラル 島(Sakamotonorok)
作詞:
作曲:
唄:水音ラル

曲紹介

  • 島(Sakamotonorok)氏の霄名義における作品。
  • 作者のシリーズ1作目にして主人公の顛末が描かれる。*1


歌詞

作者公開のドライブより転載)

()る方無く()して
時化る部屋と()ける時計
暮れ(なず)(まま) 不首尾な(まま)
(よど)む夢に浸り濁り

其処(そこ)は怠惰に(まみ)
余りにも蒼然たる景色で
満たされずに底に沈むだけ
久しくなるあの日の行方は

泡になって浮かんだ
哀惜の海のダイバー
今夕の差し()みで(にじ)んだ

()る方は見つけられず
灯点(ひとも)し頃 (こう)じる程
想える(はず)が 見えるは僅か
(よど)み 浸り 溺れ 薄命で

声は途絶え雲隠れで
行く先は未だ知り得ず
茫漠(ぼうばく)の奈落の底に堕ちる
戻らぬあの日の行方

泡になって混じった
いつしかの蒼い(なみだ)
仄暗(ほのぐら)い過去を潤し()ぜた

無数の泡沫(うたかた)になる僕は
哀惜の海のダイバー
今夕の差し()みで染まった

生温(なまぬる)い風と 静寂で
包まれた街を(しの)んだ
止め()の無い様に
(まど)かな祈りを

滞る部屋と 寂れたアパートに
付かぬ蛍光灯
止め()の無い様に
(まど)かな祈りを
(ささ)げる(まで)

泡になって浮かんだ
哀惜の海のダイバー
今夕の差し()みで(にじ)んだ



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最終更新:2023年05月15日 15:24
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*1 これ以降の作品は曲の主人公がどうやってこの顛末を辿るかを描いた作品である。