円尾坂の讀賣屋

えんびざかのよみうりや【登録タグ: はさみP 替え歌 重音テト

作詞:はさみP
作曲:悪ノP(別窓:初音ミクWiki「悪ノP」ページが開きます)
唄:重音テト

曲紹介

  • 悪ノPのルカ曲「円尾坂の仕立屋」(別窓:初音ミクWiki「円尾坂の仕立屋」ページが開きます)の替え歌。
◎うちにレンがいないので、テトさんが歌ってくれたよ。
◎前UPした【円尾坂の仕立屋】の描いてみたPV sm10037782の独自解釈替え歌sm12211647の歌有り版です。
レン視点(歌:テト)になります。(絵はKAITOですが男は好きな方でどうぞ)
◎絵や文字の描き直しや修正しました。ネタバレ含みます。
◎独自解釈ですので本家様の解釈とは別に考えて下さい。悪ノPの素敵な本家⇒sm9032932
◎一般人は古着を着ていた時代をイメージ。実年齢よりミク、リンは低めです。
血で汚れた所は、着物はくりまわし、帯は使える所で昼夜帯かな。
◎あと、ちょっとだけエンコ頑張った。
(動画の説明文より)

歌詞

円尾坂の大通り 一際賑わう呉服問屋
綺麗な妻と可愛い姫子 近所でも評判の親子

そんな夫婦の悩み事は 末娘の思い人
「彼はお前に似合わない 袖振るのはもう止しなさい」

だけど仕事は頑張らなきゃ 筆を片手に一生懸命
砥石(といし)で硯を磨ぎ直し  今日も仕事に精を出す

今日も町はいつもの通り 嗚呼穏やかで詰らない日常
大通りで夫婦(かれら)を見かけた 見つめる女はいったい誰?

赤い着物が血染めの様な 大食いの妻と仲むつまじく
歩くその姿目にしたのは 嗚呼いったい何刻だったか

今日も仕事は頑張らなきゃ 筆を片手に一生懸命
穂先を紙に下ろしながら  事の行方を書き示す

≪円尾坂の呉服問屋の妻、夫と鮪の握りを食べた後、一人居なくなった。
脇道に、湯文字と晒のみで倒れていたのを通行人が発見。
血を吐き、斬られた痕があったらしい。
毒を盛られ倒れた後、斬り付けられた可能性がある。
余所に男がいたとの噂もあり、恨みによる犯行か?
○月○日 円尾坂  鏡音≫

町は僅かに色めきたった 讀賣片手に噂話
橋の前で親子(かれら)を見かけた 睨む女はいったい誰?

落ち込んだ様子の父親に 寄り添う髪のきれいな娘
緑の帯に真っ白い肌 作り笑顔が人形のようで・・・

今日も仕事は頑張らなきゃ 筆を片手に一生懸命
穂先を紙に下ろしながら  事の行方を書き示す

≪円尾坂の呉服問屋の長女、父が目を放した隙に誰かに押され、河に転落。
海岸に打上げられていたのを、漁師が発見した。
帯は流され無くなり、首に絞め痕があり、鋭いもので刺された痕があったらしい。
発見された海には大蛸の伝えがあるらしいが大蛸に絞められ、噛まれたか?
○月○日 円尾坂  鏡音≫

話題はさらに一人歩き 噂話に長い尾鰭(おひれ)
かんざし屋であの子を見かけた 睨め付ける(ねめつける)女はいったい誰?

叱らぬ甘い父を連れて 黄色いかんざし買って貰う
綺麗な鼈甲に揺れる房 嗚呼まるで御城のお姫様

今日も仕事は頑張らなきゃ 筆を片手に一生懸命
硯の墨 こんなだったかな? 今日も行方を書き進む

ようやく仕事もひと段落した
君が会いに来れないのなら
僕が手を合わせに行こうか・・・

≪円尾坂の呉服問屋の末娘、父と逸れて強盗に遭う。
買って貰ったばかりの高価な鼈甲簪は犯人が持ち去ったのか傍には無かったらしい。
斬り付けられた痕が多く噂の人斬り妖刀の仕業との噂もある。
○月○日 円尾坂  鏡音≫

赤い着物 緑の帯 
黄色いかんざし 髪に指した
何処かで見た様な装いの女
嗚呼そうか 彼女が・・・

今日は町中が大騒ぎ 今度は夫が殺された
これで家族4人が全て 仕立屋(彼女)に殺されたらしい

それにしてもひどい人「家に戻って来ないか?」なんて
今更家族にはもどらない 今更家族に戻れない 

今日も仕事は頑張らなきゃ 筆を片手に一生懸命
乱れた穂を結び直し 今日も仕事に精を出す

≪とうとう呉服問屋の主人までもが、何者かに殺されてしまったらしい。
家族の後追いの可能性もあるが髪が一部切られており、羽織が無くなっていたらしい。
玄関口で胸を刺されて倒れていたのを、訪れた客が発見した。
家族四人全員が殺された後に、物を盗まれている。
一連の事件は、同一犯の犯行か?
○月○日 円尾坂  鏡音≫

ルカ『讀賣屋さん 私にも一枚貰える?』
レン『・・・えぇ どうぞ』
ルカ『あら 呉服問屋の御家族亡くなったの?通りで最近仕事が減ったはずだわ・・・ あそこの店から仕事を貰っていたから・・・』
レン『あの・・・』
ルカ『どうかした?・・・あぁ首のこれね仕事中に手が滑ってね 裁ち鋏でザックリいっちゃったの』
レン『いえ そうでなくって・・・』
ルカ『その鋏 母の形見なんだけど 本当によく切れる鋏でね・・・』
レン『あの だから・・・』
ルカ『でも最近少し切れ味が悪くって 磨ぎに出していたの 大切な形見だもの 自分で下手な研ぎ方出来ないわ』
レン『ですから あの・・・』
ルカ『さっき 取りに行ったんだけどね 綺麗に研ぎあがってたわ これで残りの仕事も片付けれるわぁ・・・・』
レン『あの 貴女もしかして・・・・』
ルカ『所で讀賣屋さん この記事間違ってるわ だって”家族5人”だもの・・・』
ルカ『ねぇ・・・もう一人・・・・・、知らない?』

≪讀賣屋の一人息子が行方不明になってしまった。
彼は呉服問屋家族から讀賣屋に引き取られた子らしく、これまでの事件に関連している可能性がある。
旅一座の女形が彼に似ているとの目撃情報も数件あるが、
どこに巡業に出ているかわからない為、確かめようが無い。
×月×日 円尾坂 氷山≫

ルカ『・・・・見ぃつけたぁ・・・』

コメント

  • わぁー!知られざる裏話的なやつですかねぇ⁈以外にスリルあってて、私は好きですけど…何故ナイノでしょ。 -- 魂音 ラン (2016-09-06 21:12:07)
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最終更新:2016年09月06日 21:12
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