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ワンちゃんカーネーション

2009年5月14日 (木)




今年の母の日は旅行中でしたが、先月母から子供たちそれぞれに、色と幅、素材指定でベルトの贈り物リクエストがあり、あぁでもないこぉでもないと詳細に指示するものですから、母の日の数週間前から私たちはベルト騒動にすっかり振り回され、母の日が無事に過ぎてホッとしております。

私達はそれぞれのセンスに任されベルト選びをすることになったわけですが、色や素材だけではなく幅は〇センチと細かな指定があるおかげで、案外大変だったのです。

デパートでそれらしき物を見つけても、1本に決めるのは難儀で、母が気に入るだろうか、母に似合うだろうかと迷いだすときりがなく、結局、デパートのベルト売り場で候補を何本かあげて、携帯で写真を撮ってメールで送り、母に好みの物を選んでもらうことに。
打ち合わせていたわけではないのですが、妹たちも同じことをしていたそう。

60歳過ぎた女性がするベルトってどうも想像がつかないのですよね。私は普段ベルトのオシャレをしないので、ベルトの使い方もよくわからないし、スカートを買った時についてくるベルトしか持っていない気がする。

母は昔からベルト好きで、スーツやワンピースを作ると、共布でベルトを作ってもらうほど、お洋服とのコーディネートでベルトは重要アイテムらしい。

私の子供時代も、母は細い革のベルトや、女優さんがするような大きなバックルがついた太いベルトをしていたことを記憶している。

で、私はデパートのベルト売り場から母に連絡をすると、「ママは普通の女性よりウエストが細いからどんなベルトでもオシャレに着こなせるから大丈夫、(携帯から送った写真を見て)これとこれが素敵ねぇ〜でもこっちもママに似合うと思うの」と言うことで、結局私は4本のベルトを贈りました。。。

で、いかに自分のウエストが細いかということを力説されまして、その細いウエストを保つためにはどのような努力をしているか、今日も素敵なベルトをしていることとウエストが細いということを褒められたのよ、しかもママはバストも大きいから余計にウエストの細さが強調されるのよ、というお話をされまして…

本人は自慢話をしているという自覚は一切ない、それが我が母。

私が子供の頃、母は自宅でウエストに紙テープを巻いて過ごしていました。

あなた達もしてごらんなさい、と言われて妹たちと面白半分に真似てみたけれど、一回呼吸しただけでお腹に巻いた紙テープはブチッと切れて吹っ飛んでいきますからね、(そんなおかしなことしている、でもオバサンになってもキレイへの執着心が強い)母ってスゴイ、と子供ながらに感心しておりました。

でも、美意識の高さは自覚するからこそで、年齢とか環境とか探せば言い訳や逃げ道はたくさんありますから、楽チンなことに流されてお腹ぽっこりのおばさんになるか、60歳過ぎてもベルトをカッコ良く着こなせるマダムになれるかは、自分の意識と努力次第ということは確かでしょうね。

いやぁ、私としては年を重ねるごとにふくよかになっていく位が女性らしいと思わないでもないですが。

母は、果てしなく前向きで明るくマイペースで、子供である私たちでさえ理解不能の超越した存在の女性です。

このところの体調不良について母に話すと、ストレスが溜まるとか眠れないってママにはよくわからないわ、と言われましたしね。

何か失敗したりイヤなことがあった日は、夜寝る前に、どうして失敗しちゃったんだろうと失敗したことを思い返しては悩んでついネガティブに考えて寝付けなかったりします。

たとえば最近では、学校で思うようにお菓子が作れなかった時など、あぁ私はお菓子作りが向いていないのでは、今の学校に通うことは間違いだったのでは、どうしてこんなにヘタなのだろう、なぜずっとマブタの痙攣が治らないのだろう、もしかしたら学校に通うことを体が拒否しているのでは、などと悪いことばかり考えてしまうのです。

母はそんな時、失敗したけれど、こんないいところもあったなあ、やっぱり私は凄いわ、こんな楽しいことがあったわ、明日はもっと楽しいことがあるに違いないわ、母の日に自分が欲しかったとっても素敵なベルトを子供たちからプレゼントされて私は幸せな母親だわ、子供たちに感謝、神様ありがとう、と思うのですって。

布団に入り目を閉じたら寝ているから、眠れないってどういうことかわからないわ、と平然とおっしゃる、それが我が母。

母のポジティブスィンキング、私も見習いたいものです。

写真の可愛らしいカーネーションは、愛犬Rちゃんのために。
もうおばあちゃま犬ですが、若い頃は出産もして母親でもあるRちゃんなので、飼い主である私がプレゼント。


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