愛知県のフルーツトマト「ロッソ・究極」

2009年2月23日 (月)


ロッソトマト、と呼ばれる愛知県産(JAひまわり東部営農センター)のフルーツトマトです。

イタリア語で「赤色」を意味するロッソ。
このロッソトマトを作っている人は、全国で4人しかいないのですって。

作るのに大変手間がかかるロッソトマト。
なんと、普通のトマトの倍の甘さ。
かつて一番甘いもので、メロンと同じ糖度のものもあったという究極のフルーツトマトなのです。

それを育てるために一番大事なのが栽培時の水加減。
水をやりすぎると味が落ちるトマト作り。
ぎりぎりを見極めて、最小限の水しか与えません。
季節や天気によってその時間も変えるそう。毎日の水量がトマトの味を左右します。
そのため手元にはストップウォッチ、数秒の誤差も許されません。しかし、水をやらなすぎると「しりぐされ」という、表面が黒くなるトマトが出来やすくなるそう。

栽培期間を、通常よりも時には1ヶ月長くして、甘みを凝縮させたり、普通よりも3分の1の高さにして、一つあたりの糖度を高めます。こうして出来たロッソトマト、大地からの贈り物を、人の英知が極限まで美味しくさせた結晶、美味しい訳がぎゅっと詰まった、真っ赤な実りです。


おいしいもの

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最終更新:2009年12月06日 18:52