あまぁ~い甘いタルト・タルト・タルト 2009年04月08日 (水)


先生が学生だった時代より、本場フランスより、砂糖の分量は少なくなっていると言われても、やはり現代の日本人には甘いゾ。果てしなく甘いタルト。

洋梨のタルト・クルスティヤントにリンツァータルト、ブルダルー風タルト。

洋梨のタルトは、サブレ生地に、粉の半分ほどのバターと粉砂糖が入っているのに、ヘーゼルナッツのクリームも甘さたっぷり、その上にのせる洋梨はシロップ煮にしてあるものをさらにキャラメリゼ、その上にさらにチュイルのアパレイユ(アーモンドスライスにお砂糖と卵白を混ぜたもの)をのせて焼く。
うぅぅぅ~んん~甘さで頭痛と胸やけが……

このタルト、どれも1ホールずつ実習で自分で作り持ち帰るわけです。

今日は、失敗だらけで、自己嫌悪。
私は本当にセンスがないし、作業は雑で、指摘されるまでその事実に気付かないところが困っちゃう。

洋梨の並べ方ひとつでも、方向が一定に揃えられていないことに、先生の評価や指摘を受けるまで気づかないわけです。

ここはお菓子教室じゃないんだ、美味しければいいってものじゃないんだ、見た目は重要、勝手にアレンジしないこと、サブレ生地をのばす時に力が入り過ぎているからタルトの厚さが一定にならないんだ、コルドンを卒業したらこのお菓子に値段をつけて売り物にできる技術を身につけなさい、こんなめちゃくちゃな並べ方は美しくないでしょう?などと指摘され(実際はこの何倍も厳しい指導を受けておりますが)どれもこれも事実で、自分のふがいなさに泣きそうになりました。

いえ、わたくしは、家族や好きな人に美味しいお菓子を食べさせたいだけなんです、将来旦那様や子供のおやつに街のケーキ屋さんより美味しいお菓子を作ってあげたいだけなんです、という本音は、コルドンの先生には口が裂けても言える雰囲気ではありません。


おいしい出来事

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最終更新:2009年12月07日 01:45