「かなえキッチン」  フランス料理教室・私の作品 2009年8月26日 (水)

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どちらもコルドンのルセットでした。こちらのお教室でのメニューのほとんどはコルドンで習ったものだそうです。
色々な事情から学校には通えないけれど、コルドンのルセットで教えてもらいたいと思っている人にぴったりですね。

なんとこのガスパッチョ、先日、日仏学院で開催されたフランス美食の祭典でオリヴィエシェフから習ったメニュー。
ガルニチュールのピーマン、キュウリ、カブ、セロリを5ミリ角!!に切り揃えるブリュノワーズ、久々です。

全ての野菜は皮をむき、種を取り、とにかく全ての作業が芸術的に美しく丁寧。
キュウリの皮をむいて種を取ってお料理するなんて、家庭料理の発想ではありませんよね。

ホタテ貝は、お刺身でも美味しく頂ける鮮度の良いものを、鶏のフォンでポシェします。
要するにお刺身のホタテ貝を温めた鶏のスープに1分入れて優しく火入れするのです。
そして形を整えるためにホタテ貝をセルクルで丸く抜きます。そこまでするか、と驚きの連続。

このお料理は、南仏、といっても、スペインよりの地方のお料理。
タイム、ローリエ、ローズマリー、コリアンダーシード、バジル、さらには、最高級の唐辛子「エスペレット産のピモント」を使い、深みと複雑なお味を出したマリナード液を作りました。

どちらも冷たいお料理ですから、アセゾネ(塩コショウの味付け)はしっかり濃いめにつけます。

これは、どちらも作りおきできるので、ホームパーティにぴったりのメニューですね。

エスカベッシュは、今回サバで作りましたが、アジでも作れそうです。

揚げ焼きしたお魚を、香味野菜とマリナード液に漬け込んだお料理ですが、丁寧に作るとこんなにもお味や見た目に差が出るのかと、感動しました。

新しい世界を教えて頂き、視野が広がり、お料理がますます楽しくなりそうです。

コルドンブルーを通じて、こんな素敵なお料理教室を知ることができて、人との出会いは大きな財産だとしみじみ感じた一日でした。

おいしい出来事



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最終更新:2010年01月29日 19:48
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