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お正月縁起物和菓子 ▲upThu, 28 Dec 2006 12:37:15 GM

お正月と言えば「口取り」。 この縁起物の和菓子が大好き。
芸術的な美しさと美味しさ。
一年でお正月しか作らない、 食べられない、貴重な和菓子。
そろそろおせち料理の準備を始めました。

甘い物、日持ちする物から デパートや料亭やレストランの
5万、10万、数十万するおせちのお重を食べたこともありますが
家庭で厳選された材料で丁寧に作るおせち料理には絶対にかないません。
おせち料理は嫌い、という人のほとんどは、 美味しいおせち料理を食べたことのない人です。
今はお金を出せばなんでも手に入りますが、 手間と愛情がたっぷりの家庭の味は、決して手に入りません。
どんなに良い材料を使ってもプロの手で作っても、 輸送の時間があり、真空パックにされていたり、
冷凍されていたり、保存料が使われていたりしては台無しです。
彼の亡くなったお父様が 「おせち料理を作ることを考えたら、お正月なんて来なければいい」と
奥様が言っていたと話してくれたことがありました。

このお話を聞いて、奥様は、それは丁寧に毎年おせち料理を
作ってきた方だったのだろうなぁと、感心したものです。
そのおせちを食べて育った彼なのだから
たくさんの愛情を受けてきたのだということは容易に想像がつきます。
私は、ただ単に、経済的に裕福な家庭に育った子供ではなく
たくさんの愛情をかけて丁寧に育ててもらった人と結婚したい。
衣食住足りて礼節を知る、とも言いますから、 ある程度のレベルの生活は必要ですが
やはり両親やまわりの人たちからの愛情を受けて良い環境で育ててもらった子供は
大人になってからも自分に自信を持って生きていける気がする。

私の母は、今の彼のことを、強運な人ね、と言った。
あのお父様に育ててもらえたことは、 強運な子供だったからでしょう、と。
でもそれは褒め言葉ではなくて、育ちが良くても生まれがね、という
イヤミのようにさえ聞こえてしまったのだけれど。
彼がもし私と結婚することになるなら、 そんな風に思っている母が
納得させなくてはいけないという、とんでもない高いハードルが待ってっている。

私が本心から、彼と結婚したい、と思ったら、 彼には不愉快な思いをさせることになるだろうし、
一心同体で両親を説得するために頑張らないといけないらないといけないだろう、と思う。
短気な彼が、そこを辛抱して頑張ることができるのか、 それ以前に私と幸せな家庭を築こう、
という強い意志があるのか、私にはまだ、そこまで彼の気持ちがあるのか響いてこない。
彼はとても平凡な普通の人よ、と母に言ったことがある。
そうしたら母に、一番大事なところが普通じゃないでしょう、と即答された。
小学校に入るまで、親がいなかったも同じでしょう?

親になる覚悟があれば、母と父として子供を受け入れてあげるのが当然なのに
子供が自然と自覚するまで突き放したような育て方をするなんて、おかしいでしょう?
小さな子供にそんな複雑な心境を体験させてしまって、
何の罪もない子供は被害者ですよ。
お願いだから、普通の家庭で生まれ育った人にして、と母に頭を下げられた。
母は、亡くなった彼のお父様にお会いして以来、彼のことを一切受け入れなくなってしまった。
母と彼は、仲良くメール交換をしたり、母から彼にプレゼントを贈ったりしていたほど
良い関係だった頃もあったのだけれど、 いつの間にか険悪になってしまった。

私への彼の言動が許せない、という思いが強くなってしまい
彼のお父様に会ってお話を聞いて、母が抱いていた嫌悪感が裏打ちされてしまい
もう取り返しがつかないほどの現状に・・・。
なぜか彼のお父様が、彼を擁護するどころか、 母の思いに共感してしまい
その理由を生まれや育った過程にあると分析してしまい
もう母のマイナスの気持ちは揺るぎないものになってしまった。

でも私は、彼のお父様が話したことが100% 本当のことだとは思っていない。
もう心身ともに老いていたお父様は、 人寂しさもあり、突然来た来客(母)に興奮して
記憶が定かではないことまで、つい話し過ぎてしまったのだろうと思う。
本当は、彼のこと、感謝の気持ちでいっぱいなのに、悲しいことばかり思い返して
つい息子の悪口になってしまったりしただけなのだと思っている。
初めて会った彼女の母親に、 あんなに思いやりのない息子で恥ずかしい
こんな生活していると孤独感にさいなまれて、毎日死にたい気持ちになる
息子は毎晩寝るために帰ってくるだけで何もしてくれない、と言いたい放題の愚痴を
並べてしまったのだから、 百戦錬磨の私の母でも、閉口してしまったのでしょう。

でも、彼がお父様のことを最優先に考えて大切にしていたことはよくわかっているので
彼が何もしてくれないなんて、嘘なのだ。でも、母にとっては
父親本人が言っていることなのだから疑いようががない、と思ってしまうのも無理はない。
彼は、本当に優しい心の持ち主だって知っているから
私は例えお父様に何を聞いても、それを鵜呑みにすることはない。
でも母にとって、悪い先入観のある彼の話を父親から聞いて
あぁやっぱり!と思うようなエピソード、事実を並べられると、
もう崩しようがないほど母の心は悪印象でかたまってしまった。
母のことを考えると、暗くなってしまうけれど、母の説得は避けられないことなので、
なんとかしなくてはいけないなぁ・・・と。
今年の二の舞にならないように、来年は絶対前進できるように
私も心を入れ替えて、彼を信じてみよう、かな。

(終わり)