「かなえキッチン」 朝カフェ 2009年4月8日 (水)
今日の朝の通学電車がやけに混雑している。
もう人がぎゅうぎゅう詰めで、この（普通より重たい）私のカラダが浮いてしまうんじゃないかと感じるほど、朝の山手線は人がいっぱいだ。
我が家から学校までは、山手線の池袋～新宿～渋谷を通過しなくては行けないのです。
新宿駅と言えば、一日の乗降客数、JR東日本線と各民営鉄道を合算すると347万人におよび、新宿駅は日本のみならず世界一利用客のいるターミナル。
私が乗る池袋駅だって、新宿に次ぐ乗降客を有する山手線でも屈指の巨大ターミナル。
朝の駅構内の通路なんてどこを見ても人、人、人。
私は、まるで田舎から東京に出て来てまだ日が浅い人のように、うろうろしながら人をかき分けて、弾き飛ばされそうになりながら、改札にやっとたどり着くような日々ですわ。
今日はとにかくいつになく人が多い、今までで一番の通勤通学ラッシュだわ、と感心しながらも、あぁ…うぅ…ツライ…と一人つぶやきながら、渋谷駅で東急東横線に乗り換える時にはすでにぐったり。
学校がある代官山駅は、渋谷駅で乗り換えて一駅なので、渋谷に着くと少しホッとする。
今の住まいの前は東急東横線沿線に住んでいたので、渋谷近辺は得意エリアなのです。
で、東横線の出発を待つ間、携帯メールを送り「今朝は何かあったのかしらね～やけに電車が混雑していて、学校に着く前にぐったりよ。夕方にはもう歩く元気もなくなって、今夜はお迎え頼んじゃうかもよ～」と予告しておく。
するとすぐに「今朝は特別何もなかったと思うけど、今日はやけに早いね？」と返信が。
え？早い？いつも通りの時間だけれど…と思って腕時計を見ると。
あぁ-_-；)
一時間早い。朝の貴重な一時間、何を間違ったのか、すっかり勘違いして一時間早く家を出てしまったらしい。
一時間早いと朝のお外はこんなにめまぐるしく動いているのか。知らなかった～
世間の皆さんはお早い始動なのですね～
私は今まで午前中に外出するなんて滅多にない生活でしたからね。
なんだか自分が浮世離れした生活をしてきたのではないかと、心配になってきた今日の出来事。
いつもより1時間も早いと、学校もまだ開いていないので、代官山の駅前のカフェで休憩。
30分も経過すると、カフェのお客さんの何人かに、おはようございます、と声をかけられた。きっと学校の生徒だと思われるけれど、私はまだ顔やお名前覚えていない人の方が多くてよくわからないので、とりあえず挨拶だけしておく。
オニオンチーズのパンとミネストローネとジンジャーミルクティを注文。
えぇ、朝ご飯はしっかり食べてきましたけれどね。パンは別腹みたい。
ミルクティーにジンジャーコンポートのような、生姜の小さな角切りジャムが入っていておいしいミルクティでした。
この一杯で身体が温まりました。
今日はほんっとに疲れたわ。明日は学校終わるの21時だし。
コルドンブルーで学ぶことは楽しいけれど、学校までの往復の道のりが長く辛い。
（ちなみに長いというのは私の感覚であって、実際のところ私は割と近くに住んでいるほうで、生徒のほとんどは片道1時間以上は普通で、数時間かけて他県から通学している人もいるみたい。）
週末は、カメラマン桜として5冊目の写真集の発行記念パーティがあり（こう書くと大げさですが、プライベートな写真ばかり、ちなみに料理とは全く関係ない休日に撮ったものだけ、非売品、数十冊を親しい人に配るだけのものですが）、会場がセリナなのでそれを楽しみに頑張っています。
セリナ（瀬里奈）は、神戸牛のしゃぶしゃぶとかステーキとか蟹などシーフードも美味しい大好きなお店。お高いからご馳走してくれる時じゃないと行かない（行けない）。
私は六本木のセリナしか知らないけれど、新宿や銀座にもお店があるみたい。セリナはたぶん東京だけ？
帰宅後さきほど、妹に今日の作品（タルト）を届けると、「リンツァータルトは斬新な感じだね♪」との感想。
が、しかし、リンツァータルトはオーストリアで考案された世界でもっとも古いお菓子として知られているものなのよ、と伝えると、「確かにかなり昔の作品の見た目と味がするぅ」と。
シナモンたっぷりのリンツァー（タルト）生地に種入りフランボワーズジャムをのせて焼いたお菓子。
お菓子もお料理も、サーヴする時はそのメニューの説明をしたほうが、正しい美味しさが伝えられますね。
おいしい出来事
最終更新：2009年12月18日 16:44
