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暮しの手帖・おいしいお赤飯 2009年2月15日 (日)


Wさんから、メールで、「今発売中の暮らしの手帖に、
「とらやに習う家庭でもできるとらやのお赤飯」特集が載っていることを教えていただきました。

暮しの手帖は欠かさず買っている雑誌のひとつで、
既に購入していたけれどまだ開いていないことに気付き、早速見てみました。

写真の黄色とオレンジ色の本は、「暮しの手帖の評判料理」です。

暮しの手帖をご存じない方に、暮しの手帖のお料理を知っていただくのにおススメの本です。

私は子供の頃から暮しの手帖が大好きでした。

母が定期購読しており、本棚には暮しの手帖がいつも数十冊並んでいました。

母は、梅干し作りも味噌作りも暮しの手帖を参考にしていました。

母は自宅で音楽教室を開いてピアノを教えていたのですが、
生徒さんが結婚すると必ず暮しの手帖一年分の定期購読をプレゼントしていました。
それと、ステンレスのお鍋と日東紡のふきんが結婚祝いの定番セットだったことを覚えています。

私も一人暮らしをしてからずっと、ふきんは日東紡を使っています。

暮しの手帖はお料理の専門誌ではないので、
父も暮しの手帖情報を信頼し、お買い物をしていました。
家電製品などを、色々なメーカー、製品の比較をしその実験結果を誌上で公開してくれる、
広告なしの雑誌ですから、スポンサーに気遣いすることなく本音で書いてくれるところが
信用できるわけです。

ところで、昨日ささげでお赤飯を作り、今日小豆で作ってみました。

結果、私は小豆のお赤飯が好きなのだ、ということがわかりました。

この暮しの手帖のとらやさんのお話を読んで大きな発見がありました。

私が好きな、これぞアズキ色という深く濃い色は、羊羹をはじめすべての和菓子の餡を
大量に作っている小豆の煮汁を煮つめてもち米と混ぜ合わせて色づけしているということです。

老舗和菓子屋のとらやさんが餡作りにともなって出来る小豆の煮汁は
想像できないほどの量でしょう。

なるほど、これだけ色の濃いお赤飯ができるわけですよ。

しかも、お赤飯を作る時余計な水分でもち米が柔らかくならないように、
特別に加圧した蒸気を使います。これによって、蒸気に勢いが加わり、また、
蒸気が均一に行きわたるため、お赤飯がしっかりした食感に仕上がるそうです。

こりゃあ、真似できませんよ。
私がお赤飯食べたくなると虎屋茶寮に行くのも納得ですよ。

Wさんは今までささげのお赤飯を食べてきたから、小豆のお赤飯になじみがないように、
私はその逆なのですよね。

子供の頃から母が作ってくれたのは小豆のお赤飯でした。
実家が北海道でしたから、十勝産の良質の小豆が安価で購入できます。

私の記憶違いではいけないと、昨日母に電話をして確認をしましたが、
やはりお赤飯には絶対に小豆、小豆が一番風味があって美味しいお赤飯ができるのよ、と母は言っていました。

一番興味深いことは、暮しの手帖で「とらやが小豆を使うのは、小豆の方がささげより、
渋の味を感じる豆の味が出るからだ」と書いてあったけれど
、Wさんがささげを好きだという理由はそっくりそのまま
「ささげの方が渋の味を含む豆の味がする」からだ、ということなのです。

この感じ方は面白いですよねぇ。

わたしはとらやさん派なので、小豆のお赤飯にそれを感じるのですが。
小豆のほうが、モサっとしたマメらしい粉っぽさを感じるところが好きです。
小豆と食べ比べると、ささげはとてもお上品ですよね。

数日前にWさんから、
『小豆とささげを使う関係なのですが、日本は、西から開けてきていて、
そもそもは、小豆を使ってお赤飯を炊いたとのことです。
で、東京というか、江戸は、武士の都市でしたから、茹でると、
ちょうど豆の真ん中の皮が真一文字に割れてしまう小豆は、切腹を連想させるということで、
使わなくなり、茹でても皮が割れないささげになったようです。
ですので、関西は、小豆、関東はささげが一般的です。』ということを教えて頂いたばかりで、へぇ~いいこと聞いちゃった、勉強になったわ~と感心していたところ、今回暮しの手帖に同じことが書かれてあり、あぁ!その話、知ってる知ってる!(Wさんから聞いたもの!)と嬉しくなりました。
これが学ぶ喜びというものですねぇ。

今日小豆で作ったお赤飯は、「よくも見事にすべてのアズキを切腹させたな~」と
笑われてしまうほどの出来でして写真はナシ。

昨日つくれぽした、ささげで作ったお赤飯は、
蒸し上がった時ささげは割れずに美味しそうにできました。
その時は、ささげのほうが美味しいかしら、と感じたのですが、
小豆のお赤飯と比べるとやはり私は小豆のほうが好きなようです。

これは食べ慣れた味、ということが大きい気がします。

私の母は、たぶん普通の主婦の何倍もの頻度でお赤飯を作る人で、
それがとらやのお赤飯に近いほど、上手に蒸すのです。

色も綺麗なアズキ色で、
お米の硬さも老舗和菓子店のお赤飯のように絶妙な蒸し加減で作ってくれました。

さほどめでたい事がなくてもお赤飯を作るものですから、
我が家では特別なことがなくてもお赤飯を日常的に食べていました。

今年は自分でも上手にお赤飯を作れるようになりたいです。

今回の暮しの手帖には、とらやさんに習う、お赤飯の材料の選び方、
下ごしらえ、作り方、出来上がったお赤飯の保存の仕方、ごま塩の作り方、
小豆の残りを使ったお汁粉の作り方まで載っていますので、お赤飯好きには保存版になりそうです。

なんとWさんは昨日、銀座の虎屋さんに行ってお赤飯を食べてきてくださったのですって。
それで、やはりWさんはささげのお赤飯が好き、ということなので、
食はやはり良い悪いではなく、好みの問題が大きいですよね。

でも、休日にお赤飯を食べるために、わざわざ銀座まで行くだなんて、
その食に対する情熱、真摯な姿勢、自分の好みをわかっており、媚びないところも好きです。

大人になると、好みが同じということより、
相手を尊重できるということが相性の良さなのではないかと感じます。

スーパーのお総菜コーナーやお安い和菓子屋さんのお赤飯はイヤですが、
美味しいお赤飯なら毎日でも食べたい。

ちなみに北海道出身のワタクシは、
ピンク色のモチ米に甘納豆入りの北海道のお赤飯も大好きです。

手焼き海苔とお赤飯愛好会でも作ろうかしら。

おいしいもの


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