携帯エコ箸とシュトレン 2008年11月12日 (水)

2008/11/12 11:24 Canon EOS Kiss Digital X

こちらはユミリー(直居由美里)先生デザイン&プロデュースによる携帯エコ箸。
ケースは長さ9センチ弱、キャップをはずして中から箸を取り出して
箸の先端を伸ばすと20センチのお箸になります。
収納時は8センチ。
化粧ポーチにも場所をとらずに入ります。
7つのスワロフスキーストーンがついて可愛いケースはバッグに入れてあるだけで気分が上がります。

私は割り箸の口当たりが苦手なので、エコが話題になる以前から
My箸を持ち歩いています。

こんな素敵な携帯エコ箸なら、オシャレを気にする女性も気軽に持ち歩けるでしょ。

先日きなこ揚げパンの記事に「あゆでんと」でコメントをくれた
歯科医のAちゃんに会った時、ハードブレッドが好きで、クリスマスに薄く切って食べるパンも好き♪と言っていたアレは「シュトレン」のことであろうと、今年はシュトレン作りにチャレンジすることに。

パウンドケーキ用に、いつも洋酒漬けのドライフルーツを
たくさん保存してあるので、半年前に仕込んだブランデーやラム酒、スパイスに付け込んだとっておきのフルーツ洋酒漬けを使って試作しています。

せっかくなので本格的にフェーブ(小さな陶器)も用意しました。
フェーブはフランス菓子ではガレット・デ・ロワに入れますが、ドイツではシュトレンに入れるようです。

ガレット・デ・ロワとは、王様のお菓子という意味。フランスで古くから愛されてきたとてもシンプルでおいしい伝統菓子です。
パイの中にアーモンドクリームが入っていて、そのクリームの中にひとつだけフェーブと呼ばれる小さな陶器が入れられます。ガレットを切り分けたときに、それが当たった人は王冠をかぶり、その日は王様になり、その年1年は良いことがあると言われていますから、
シュトレンも、切り分けた中からフェーブが出てきた人は1日王様に、また、幸福な1年を過ごすことができるということでしょう。

シュトレンは、洋酒漬けのドライフルーツを、たっぷりのバターと一緒に練りこんで焼いた長細いパンです。
普通のパンと違ってかなり重くて日持ちがします。パンというよりはお菓子、ケーキとして食べられます。

シュトレンという名前は「坑道」を意味し、トンネルのような格好をしていることからつきました。粉砂糖をたっぷりまぶしてあり、これが幼子イエスを産着で包んでいるというふうに見たてられているそうです。
ドイツでは、クリスマスの4週間前の待降節の開始と共にクリスマスの準備が始まります。
シュトレンもこの時期に作られ、少しずつ薄く切って食べていきます。
こうしてクリスマス前夜にシュトレンを食べ切って聖夜を迎えるのが本場ドイツの伝統です。

クリスマスの4週間前には、美味しいシュトレンが完成するようにと
試作を重ねております。
待っててね、あゆでんとちゃん。

いつも新作ができると歯科医のAちゃんと憧れの女性Hさんに贈ることが楽しみですが、きっとHさんの旦那様は、ドライフルーツたっぷりのシュトレンは苦手ではないかしらと思い、Hさんには紅玉と栗を使った冬らしいお菓子を試作中。

誰かのことを思ってキッチンに立つ時間はとても楽しく幸せで、お料理やお菓子作りをしている時は無心になって集中しますから、ある意味瞑想の時間でもあります。


おいしいもの


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最終更新:2010年01月03日 02:49