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高位南国人+クローン技術者+医師+名医

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riwamahi

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だれでも歓迎! 編集

高位南国人+クローン技術者+医師+名医


イラスト:さやさん


質疑http://p.ag.etr.ac/cwtg.jp/bbs2/24076により
根源力制限があった本個人着用アイドレスについて
「南国人+クローン技術者+医師+名医」であったものを
「高位南国人+クローン技術者+医師+名医」に付け替えました。(12/12 室賀)



L:データ

高位南国人

L:高位南国人 = {
 t:名称 = 高位南国人(人)
 t:要点 = 布地の多い服装,小麦色の肌で健康的な人材,金色の髪,頭環
 t:周辺環境 = 密林の王宮
 t:評価 = 体格0,筋力2,耐久力1,外見0,敏捷2,器用2,感覚0,知識0,幸運1
 t:特殊 = {
  *高位南国人の人カテゴリ = ,,,高位人アイドレス。
  *高位南国人の根源力制限 = ,,,着用制限(根源力:25001以上)。
  *高位南国人のイベント時食料消費 = ,,条件発動,(一般行為判定を伴うイベントに参加するごとに)食料-1万t。
 }
 t:→次のアイドレス = 治癒師(職業),漁師?(職業),ゲリラ(職業),藩王(特別職業)

クローン技術者

L:クローン技術者 = {
 t:名称 = クローン技術者(職業)
 t:要点 = クローン体,水槽,観察
 t:周辺環境 = 研究所
 t:評価 = 体格2,筋力2,耐久力4,外見3,敏捷2,器用4,感覚3,知識4,幸運2
 t:特殊 = {
  *クローン技術者の職業カテゴリ = ,,,派生職業アイドレス。
  *クローン技術者の位置づけ = ,,,医療系。
  *クローン技術者の根源力制限 = ,,,着用制限(根源力:200000以上)。
  *クローン技術者の治療行為補正 = 治療行為,歩兵,任意発動,治療、評価+8、生物資源-3万t。#治療評価:可能:((器用+知識)÷2)
  *クローン技術者のクローン治療能力 = ,,,重症状態からの復活作業を治療行為として行うことができる。
 }
 t:→次のアイドレス = クローン人の台頭(強制イベント),クローン制限法?(イベント),強化クローン?(自律兵器),マンマシンオーガナイザー?(職業)

医師

L:医師 = {
 t:名称 = 医師(職業)
 t:要点 = 白衣,メス
 t:周辺環境 = 病院
 t:評価 = 体格0,筋力-1,耐久力-1,外見0,敏捷0,器用2,感覚0,知識1,幸運-1
 t:特殊 = {
  *医師の職業カテゴリ = ,,,基本職業アイドレス。
  *医師の位置づけ = ,,,医療系。
  *医師の治療行為補正 = 治療行為,歩兵,任意発動,治療、評価+3、燃料-2万t。
  #治療判定((器用+知識)÷2)
 }
 t:→次のアイドレス = 岩田裕(ACE),サーラ・サーシャ(ACE),名医(職業)

名医

L:名医 = {
 t:名称 = 名医(職業)
 t:要点 = ゴーグル,マスク,手術服
 t:周辺環境 = 手術台
 t:評価 = 体格0,筋力-1,耐久力0,外見0,敏捷0,器用3,感覚0,知識1,幸運-1
 t:特殊 = {
  *名医の職業カテゴリ = ,,,派生職業アイドレス。
  *名医の位置づけ = ,,,医療系。
  *名医の治療行為補正 = 治療行為,歩兵,任意発動,治療、評価+3、燃料-1万t。#治療評価:可能:((器用+知識)÷2)
  *名医の治療時幸運補正 = ,歩兵,条件発動,(治療での)幸運、評価+2。
 }
 t:→次のアイドレス = ドクトルデス(ACE),マッドサイエンティスト(職業),クローン技術者(職業)
}}

評価

体格(評価) 筋力(評価) 耐久力(評価) 外見(評価) 敏捷(評価) 器用(評価) 感覚(評価) 知識(評価) 幸運(評価)
高位南国人 1.0(±0) 1.4(+2) 1.2(+1) 1.0(±0) 1.4(+2) 1.4(+2) 1.0(±0) 1.0(±0) 1.2(+1)
クローン技術者 1.4(+2) 1.4(+2) 2.1(+4) 1.7(+3) 1.4(+2) 2.1(+4) 1.7(+3) 2.1(+4) 1.4(+2)
医師 1.0(±0) 0.8(-1) 0.8(-1) 1.0(±0) 1.0(±0) 1.4(+2) 1.0(±0) 1.2(+1) 0.8(-1)
名医 1.0(±0) 0.8(-1) 1.0(±0) 1.0(±0) 1.0(±0) 1.7(+3) 1.0(±0) 1.2(+1) 0.8(-1)
合計 1.4(+2) 1.4(+2) 2.1(+4) 1.7(+3) 2.1(+4) 7.4(+11) 1.7(+3) 3.0(+6) 1.2(+1)


特殊:

  • 高位南国人の根源力制限 = ,,,着用制限(根源力:25001以上)。
  • 高位南国人のイベント時食料消費 = ,,条件発動,(一般行為判定を伴うイベントに参加するごとに)食料-1万t。
  • 医師の治療行為補正 = 治療行為,歩兵,任意発動,治療、評価+3、燃料-2万t。#治療評価:可能:((器用+知識)÷2)
  • 名医の治療行為補正 = 治療行為,歩兵,任意発動,治療、評価+3、燃料-1万t。#治療評価:可能:((器用+知識)÷2)
  • 名医の治療時幸運補正 = ,歩兵,条件発動,(治療での)幸運、評価+2。
  • クローン技術者の根源力制限 = ,,,着用制限(根源力:200000以上)。
  • クローン技術者の治療行為補正 = 治療行為,歩兵,任意発動,治療、評価+8、生物資源-3万t。#治療評価:可能:((器用+知識)÷2)
  • クローン技術者のクローン治療能力 = ,,,重症状態からの復活作業を治療行為として行うことができる。

要点継承

  高位南国人+医師+名医の要点継承はこちらから

設定

クローン技術者とは


 クローン技術者。それはライフサイエンスの究極とも呼べる職業だ。食とこたつの国を自認しより豊かな食生活を追究する一方で、医療技術も叶う限り兼ね備えようとしたこの国には、まさに相応しい職業と言えるだろう。

 農作業におけるごく簡単な交配や接ぎ木の技術から始まったリワマヒ国のクローン技術は、現在二つの方向に分かれている。一方は動植物の遺伝子レベルの品種改良からTera領域にその名も高い「ひゅーがあおい」や「謙者」といったアイテム、植物WDなどの開発、そしてもう一方は医学への応用である臓器クローンや遺伝性疾患への治療技術の開発である。
 その二筋の道を統括するのが、「LOW研究開発センター」の存在だ。国家機関であるこのセンターでは、それぞれの内容に応じて創設した二つの研究所を管理し、研究者の求めに応じて研究室を開き予算を与え、彼らの研究をバックアップしている。

 リワマヒ国クローン技術者は、ごく少数の市井の研究者や民間企業の研究室で働く者を除いて、ほぼ全てがLOW研究開発センター麾下の研究所に勤務している。この聞き慣れない冠詞を施されたセンターは第一技術研究所をイトク島、第二技術研究所をヒジリバシに持ち、その名の基となったデータベース「ライブラリ・オブ・ワールド」及び全てを統括するマザーフレームを兜の街にある防衛庁ビルヂングの地下深くに置いている。
 二つの研究所の研究内容はかなり異なっているとはいえ、基幹にあるのは同じ「DNAの研究」であり、各々の研究内容は常に双方の研究所の全ての技術者達に開放され、活発な議論や新しい技術も日々生み出されている。


農業におけるクローン技術

 リワマヒ国において、クローン技術者達がもたらした革新的な技術は、特に主産業である農業ではごく当たり前のように受け入れられている。そもそもが一年のうち半分以上が夏季という南国であること、4分の1以下に過ぎない冬季との寒暖差が50度を超すという季候環境、ごく短い春期に訪れる河川の氾濫という自然環境の二つを克服するためには、それに対抗するための強い作物を作り上げることしか道はなかった。
 遺伝子の組み換えにより、本来この国の環境では育てられない作物も生育可能となり、繁殖力を爆発的に上げたり味を良くし腐敗に強くするなどといった改良も加えられるようになった。
 それらの技術が実用化された直後には、口にするものという為、遺伝子の組み換えに関しては根強い反発があったが、政府を主体とした幾度に渡る説明会、幾度にわたる生物実験などによりその偏見の払拭が行われ、今ではそういった無理解から来る偏見や不安感はほとんど取り除かれている。
 一連の食に関する技術の発展は主に国民に向けた努力であったが、全tera領域の危機に際して第一技研の技術者達によってなされた努力は、宝重「ひゅーがあおい」「生態系回復植物」として結実している。また、植物の遺伝操作による品種改造技術は、リワマヒ国産の植物型WD「謙者」の元となっている植物「リワマヒオバケヘゴ」を作り出している。


クローン技術と“医食同源”



 現在のリワマヒの技術力は、植物の品種改良・クローンを生成する領域から、動物、そして人間のクローン体を作り上げる領域へと到達している。
 植物を遺伝改良していく技術が主に食に対して発揮されたものであったのとは違い、こちらは医療の発展に対しての努力だった。
 まず彼らは、羊や牛、鶏などの遺伝子組み換えクローン体を作り出すことによって、病理細胞の活性化や進行を押さえる働きをもった肉や乳、卵などを生産すること可能とした。これにより、普通の食事の中で病気の進行を食い止める事も出来るようになった。それらがなんの手を加えられていない家畜と同じかそれ以上に美味で滋養にも満ちていることは、数々の実験で確認されている。


クローン技術による臓器治療


 クローン技術の医食応用に続いて技術者達が取り組んだのは、クローン体作成技術の人体への応用だった。生まれつきの欠陥がある臓器や、事故などの原因で欠損してしまった臓器を、本人の細胞を用いて再生し移植する。他者からの移植ではなく本人の細胞から生み出されたものなので、拒絶反応の発症が極限まで抑えられる。
 この技術を可能にしたのは、iPS細胞の作出だった。複雑な遺伝子組み換え技術を用いて、既に喪われている分化万能性を再度細胞内に呼び戻し、そこから望みの臓器を作り上げていく技術は、いつの間にか長い歴史を積み重ねていたリワマヒクローン研究の中でも最難関のものだった。
 最大の問題はDNAを書き換えることによって作出された細胞は、ガン細胞へと転化しやすいことだった。第二技研の総力を挙げて取り組んでも、なかなか光明は見えてこなかった。
 最終的に、それを解決する糸口となったのは、皮肉なことにリワマヒ国内に流行ったある伝染病だった。「ヒト新生物針状硬化症候群(Human Neoplasm Needle Sclerosis Syndrome)」と後に名付けられたその伝染病は、ガン細胞に浸透してその細胞壁を硬化させるという特性を持ったウィルスが原因と判明。リワマヒ医療大学からの協力を要請された第二技研はそのウィルスに対する薬剤開発に協力すると共に、ウイルスがガン細胞に特化して浸食するという性質を解析することでiPS細胞のガン化を修復する技術を作り出すことに成功した。
 これにより、現在はiPS細胞を用いた臓器クローンによる移植治療は、リワマヒ国ではごく当たり前のものとなっている。

 リワマヒ国の医食それぞれにおいて重要な位置を占める遺伝子改良技術は、おおむねなくてはならないものとして一般的に受け止められている。
 しかしその研究開発内容においても昨今の戦雲の影響は避けがたく、第一技研では「ひゅーがあおい」「生態系回復植物」に続く新たな宝重の開発に余念がなく、第二技研ではiPS細胞による拒絶反応の少ない臓器クローン技術を更に推し進めることによって、戦争により欠損した人体器官の再生に取り組んでいるのが現状である。


「第2技術研究所第3研究室所属のあるクローン技術者の一日」


AM6:00
 起床。正確に言うと、机上のうたた寝から覚める。寝る前にフォーラムチャットで話していた仲間の研究者たちは、全員いなくなっていた。
 チャットの内容を保存して顔を洗い、ネット上をしばしうろついて、ニュースサイトや仲間のブログから情報を収集する。重要な情報にはタグを付けてPCのフォルダに格納している間に1時間が過ぎていた。

AM7:00
 急ぎの用件がないので、研究所内の食堂に出向く。研究室の仲間や他の研究室の研究者たちも、三々五々顔を見せ始める。研究や実験が佳境に入ってくるとこの食堂まで出向くこともなくなるが、そういう場合は食堂側でルームサービスやデリバリーを受け付けてくれる。研究者がそれぞれの仕事に没頭しやすいように、所内の衣食住に対するサービスは手厚い。
 仲間の技術者と雑談をしながら朝食。所内でのチャットやメールと同じく、所内で交わされる全ての会話は自動的に記録が取られる。いつどこで、新しい発見に繋がるヒントが生み出されるかは判らないからだ。後に参照する為の処置であり、あまり迂闊なことを言えないのは大変だが、研究の一助となる全てのことは、技術者たちに率先して受け入れられている。

AM8:30
 自室に戻って昨日の研究データを再度読み返す。昨夜のチャットで指摘された幾つかの要点を、集中的に洗い返す。
 彼が今手がけているのは、完全体クローンの生成だ。臓器クローンとは違い、人体をまるまる一つ生成する完全体クローンの研究には、まだ幾つかのハードルが存在している。だが、もしそれが実現されれば、例えば情報体からクローン体への記憶の置換といったことも可能になり、生命というものにまったく新しい展望が開けることになる。
 倫理的な命題はともかくとして、技術的に可能なのであれば実現に向かって力を尽くすのが技術者としてあるべき姿と、彼は心得ている。

AM10:00
 所属する「第3研究室」棟へと出勤。陸軍医療大学からの要請で水槽内に培養していた、角膜移植用の眼球クローンの生成状態を前日のデータと照らし合わせつつ観察。これは、リワマヒ国で受け入れた難民に角膜腫瘍患者が多いことから、緊急度Aの要請を受けて3日前から進めていたものだ。
 移植に適した状態にまで生成されていることが確認され、本日付で医療大学の方へ移送することが確定する。その為の作業に、他の研究室の面々にも手伝って貰うことにする。


PM2:30
 専用ケージに収められた眼球クローン体が、受け取りに来た陸軍医療大学の担当者に引き渡される。手伝ってくれた他の技術者も交え、遅い昼食。角膜移植患者たちの(文字通り)明るい未来を、皆で祈りつつ食事を終える。
 食事後、イトク島にある第一技術研究所に移動。第一技研内での生育と観察を依頼していた、敗敗血症に対応した抗生物質を生成するDNAを継承した鶏の生育経過を観察するためである。

PM5:00
 第一技術研究所第五研究室に到着。医療系の技術者が多い第二技研とは違い、第一技研は白衣ではなくつなぎタイプの作業着を着用した技術者が多い。早速案内されて屋外のケージへと向かう。放し飼いにされた鶏はいずれも順調な生育振りとのこと。ただし、産み出される卵には抗生物質の成分を内包したものとしていないものがある模様。実用化、すなわちパーセンテージを限りなく100に近づけるためには、さらなる研究と実験が必要だろう。

PM8:00
 第二技研へと帰所。帰りに食事を済ませてきたので、そのまま自室に戻って研究の続きを行う。なかなか思うような成果は出ないが、多くの事象を見極めた上で訪れる発想飛躍の瞬間まで焦りは禁物であることは、長年の研究生活の経験上理解している。

PM10:00
 集中力の減退が起こったので、シャワーを浴びて気持ちを切り替える。フォーラムチャットに顔を出して雑談すると共に、腕につけていた計測器から取得した今日一日のライフデータを陸軍医療大学のデータベースに送信する。このデータ取得は任意参加だが、多くのデータが集まることが研究を発展させるために欠かせないことと理解している多くの技術者は、進んで自分のライフデータを提供している。

AM1:30
 チャットを早めに切り上げて、再度研究データの検証を行う。一つ思いついた仮説をPCにまとめ、明日行う実験の手はずを整えてからPCをシャットダウンしてベッドへと向かう。
 本当の家は橋の街の裏通り沿いにあるが、一度帰ると出てくるのが面倒なので、ここ数ヶ月はほとんど研究所内の割り当てられた自室に寝泊まりしている日々だ。独身の研究者はおしなべてその傾向が強い。
 研究が一段落したら一度家族に顔を見せよう、そんなことを思いながら、就寝。

(イラスト:さやさん 文:ちひろ)



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