11月27日21:12 しつこく世界の翼 の 続き
毎年刊行が続いたはずの「世界の翼」ですが1958年版から「世界の航空」と改題します。
この序文には
「『世界の翼』は戦時中航空朝日別冊として3冊を発行し」
とありますので、やはり「昭和17年大東亜戦版」「昭和18年航空決戦版」の他に「昭和19年???版」があったのだと思います。
「『世界の翼』は戦時中航空朝日別冊として3冊を発行し」
とありますので、やはり「昭和17年大東亜戦版」「昭和18年航空決戦版」の他に「昭和19年???版」があったのだと思います。
この1958年版の後、1959年版、1960年版は「世界の航空」、昭和36年版から「世界の翼」に名を戻し、昭和37・38年版の後1964年版が出て、以後1982年まで続くわけです。
1970年頃から航空機の外見上の進歩がきわめてスローになり、新型機の開発も少なくなったので、年鑑を出す意味が失われてしまったと言うことなのでしょう。
1970年頃から航空機の外見上の進歩がきわめてスローになり、新型機の開発も少なくなったので、年鑑を出す意味が失われてしまったと言うことなのでしょう。
上に挙げたF104の写真など、今日の新鋭機以上にアグレッシブな形態をしていますが、すでに半世紀近くも前のものです。
さらに半世紀前の、1900年代の航空機がどのような形態のものであったかを考えると、航空機は登場後半世紀で飛躍的な進歩を遂げ、その後の半世紀はほとんど外観上の進歩がなかったことが解ります。
最近の航空機の進歩は、外観上のものよりも材料とか電子技術による目に見えにくい分野での進歩である、と言ってよいかと思います。
さらに半世紀前の、1900年代の航空機がどのような形態のものであったかを考えると、航空機は登場後半世紀で飛躍的な進歩を遂げ、その後の半世紀はほとんど外観上の進歩がなかったことが解ります。
最近の航空機の進歩は、外観上のものよりも材料とか電子技術による目に見えにくい分野での進歩である、と言ってよいかと思います。