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『トリンニ、大空を行く』

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lupinduke

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『トリンニ、大空を行く』
Trinni's Adventures Aloft
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KoSゾーン、テネブラス・タングルでのコレクション報酬です。
アイル・ダルの歴史で落第点のレポートを提出し、『海を渡ったトリンニの冒険』で再度ダメ出しを食らい、今度は舞台を空に移した3度目のレポートです。

 学生Trinni Mellosius著

 私が卒業の為に新しい地を冒険するのはこれが二度目です。

高所恐怖症でないのがラッキーでした。
 前回”留学”した時はピラー・オブ・フレイムに行き着いてしまいました。旅は失敗だったと言えますね。先生はレポートに再挑戦し、今回は彼氏や髪の事を書くなと言われました。

これからその話題には一切触れません!

実は今回の目的地を考えられなくて、困っていました。ラッキーな事に私を空に連れてってくれる移動手段を見つけました。
最初は行き方を間違えてフィーロットに到着したかと思いました。

しかし周りを見てみると空に浮かんでいる事に気がつきました。私は巨大な滝の横へと走り、島の端っこから下を覗いてみました。

高所恐怖症でないのが本当にラッキーです。私が居た島はもう1つの島の真上でしたが、周辺の空はいくつもの島で埋められていました。
 この地域は浮かんでいる島である事以外にも色んな好奇心をそそる様なものがあります。

これまでに見た事の無い生物は沢山いました。1番ビックリしたのが二足歩行しているトカゲの様なドローグです。彼らは自分たちをトカゲではなく、ドラゴン似だと言っていました。私も同感です。

他にもヴォルネリアス……ヴェルノーナス……ヴォルネラスかな? そんな名前のどでかい虫もいました。ラヴァセクトと言う種族らしいです。
島を行き来するのは簡単で楽しかったです!色んな場所に移動の為のプラットフォームが設置されており、ふわふわの雲を呼び寄せる事ができます。最高です!

サンダリングステップにある様なスパイアもありました。しかし、空にあったスパイアは壊れていなく、作動していました。

それらを使えばテネブラス・タングルとは違う浮遊島に連れて行ってくれます(私はテネブラス・タングルを最初に探検しました)。
 バーレン・スカイは幾つかの浮遊島でできています。名前の通り、荒れ果てています。

ジャングルの島とは全然違うんです。まるでロー砂漠の様に乾燥していて、あんまり思い出したくない事を考えちゃいました。でも、今回は髪の話はNGなので、やめておきます。

バーレン・スカイの殆どの住民はアヴィアックです。
私が見た限りではアヴィアックには3つの種族がいます。それはウィンドゲイザー、ストライフウィング、そしてブラックタロンです。

ウィンドゲイザーたちは頭を1回転する事ができます! ちょっと不気味でした。ストライフウィングは意地悪でブラックタロンは厳格さが印象に残りました。

彼らはあんまり仲が良くありません。
 私は旅をするたびに思います:何でどこへ行っても人は争うのでしょう? それを考えると私は寂しくなります。

私はハーフエルフだからいじめられるのには慣れています。でも、いつかは皆が誰にでも優しい場所を見つけると信じています。

もっともっと旅をしなくちゃダメですね。
この3通りのアヴィアックたちは自分らの種族を保護し、他の種族を毛嫌いします。

私はウィンドゲイザーたちの村のガイド付きツアーに行きました。彼らの環境があまりにも劣悪で驚きました。巣は枕を数個と水を少々、みたいな感じでした。

彼らはストライフウィングの襲撃を恐れ、ヒナ鳥たちを人目から離れた場所に隠していました。
 私が最後に訪れた島はへんてこでした。紫色だったんです!

地面が紫であると同時に水が深いブルーだったんです。まるで悪夢の中をさまよっている様でした。

この島々がボーンマイアと呼ばれるのはドラゴンの骨があっちこっちに散らばっているからです。中には超巨大な骨もありました! ここにはドローグが大勢います。
私はそこにいる間、妙な空気に気づきました。

ハッキリとは言えませんが、何かが変だったんです。彼らは頭が良いけれど、親切ではありません。私に笑顔を見せているときも、頭の中では私を切り刻んでいる様な感じがしました。

落ち着かなかったので、なるべく早く失礼しました。
 この島々の水も変でした。深いブルーじゃなくとも水を飲むなと散々言われました。

途中でウッドエルフのウォーデンに会わなければ私はどうなったんでしょうか?

ここに来たければ水を召喚できる人を連れて来た方がいいです! 自分もウォーデンになれば良かったかなぁ、と思ってしまいました。
 私がもっとも気に入った場所はテネブラス・タングルです。虫は多かったのですが、私の故郷と一番似ていました。

私が旅でわかった事の1つは、自分は思っていた程の旅行好きではないという事です。ウィローウッドから長時間離れていると、ホームシックになってしまいます。
 もし空の島々を訪れたければ次の提案を申し上げます: あんまり物を持っていくな、水か水を召喚できる人は必要、そしてなにより礼儀正しく、です。

大荷物だと雲を突き抜けて地上まで直行みたいなパターンは可能性大です。現地の水は飲めないので、持参は絶対です。そして現地の方々は既に気性が激しいので、彼らの怒りを自分に向けない努力が大事です。

これが私の(2度目の)留学のレポートです。終わり。
先生の感想: Mellosiusさん、私はちょっとビックリしています。

個人的なコメントを抑え、話を上手にまとめていると思います。

前回のレポートより遥かに上達しているので、合格点をあげます。これからの旅も楽しんでくださいね。


トリンニはやればできる子。
というわけで、トリンニ3部作の最終巻でした。
今回はきちんとガイドらしい文面で、実践的な旅行記らしくまとまってます。
が、結局、トリンニって何志望だったんでしょう。歴史?考古学? 民俗学?

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