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リワマヒ国の都市鉱山活用およびリサイクルセンター

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riwamahi

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テロ対策はFEG様のものを流用
都市鉱山:基本機能は紅葉国 神室さんのものを流用
倉庫はakiharu国 風船鉛筆さんのものを流用


部品構造


  • 大部品: リワマヒ国の都市鉱山活用およびリサイクルセンター RD:85 評価値:10
    • 大部品: リワマヒ国の資源調達政策 RD:4 評価値:3
      • 部品: 国内資源の採掘の障害
      • 部品: 都市鉱山活用への方針転換
      • 部品: ゴミ分別の推進と効率化のためのリサイクル機能の集中
      • 部品: スクラップの受け入れとリサイクル
    • 大部品: 環境負荷の低減への取り組み RD:9 評価値:5
      • 部品: 海洋汚染への対策
      • 部品: 可燃ゴミ処理施設
      • 部品: 雨水等による汚染物質流出への対策
      • 大部品: 汚水処理施設 RD:4 評価値:3
        • 部品: 汚水処理施設とは
        • 部品: 凝集沈殿処理法
        • 部品: 膜分離法
        • 部品: 吸着濾過法
      • 大部品: 大気汚染対策 RD:2 評価値:1
        • 部品: 集じん装置の設置
        • 部品: 排煙脱硫装置
    • 大部品: 楽園島のリサイクルセンター RD:13 評価値:6
      • 部品: 資源削減計画の実行の経験
      • 部品: 人工島「楽園島」の建設
      • 部品: リワマヒ国での資源削減・リサイクルのスローガン
      • 部品: ゴミ分別の徹底の励行
      • 部品: リサイクル用のエネルギーの供給
      • 大部品: リサイクル前後の物資の集積 RD:8 評価値:5
        • 部品: ゴミの集積とリサイクル後の資源の集積
        • 部品: 倉庫群の活用
        • 大部品: 倉庫の形態 RD:6 評価値:4
          • 部品: 普通倉庫
          • 部品: 野積倉庫
          • 部品: 水面倉庫
          • 部品: 貯蔵槽倉庫
          • 部品: 危険品倉庫
          • 部品: 冷蔵倉庫
    • 大部品: 都市鉱山:基本機能 RD:39 評価値:9
      • 部品: 都市鉱山の成り立ち
      • 部品: 都市鉱山の構築利点
      • 部品: 資源の偏在と消費の偏在の一致
      • 部品: 都市鉱山の藩国からの要運営許可取得
      • 部品: 都市鉱山での居住禁止
      • 部品: 都市鉱山の警備対応
      • 部品: 都市鉱山のメンテナンス
      • 部品: 都市鉱山の災害対策
      • 部品: 都市鉱山の区画構成
      • 部品: 都市鉱山からの生成物
      • 大部品: 都市鉱山サイクル概念 RD:7 評価値:4
        • 部品: 産業製品の使用とEOL化:蓄積
        • 部品: 産業製品の回収と移動:鉱床化
        • 部品: 回収製品の解体:鉱石化
        • 部品: 粗スクラップの分離:精鉱
        • 部品: 鉱物資源としての再生:金属製錬
        • 部品: メタルの産業製品化:サイクル循環
        • 部品: 都市鉱山のサイクル循環の注意事項
      • 大部品: 金属リサイクル:基本機能 RD:10 評価値:5
        • 部品: 金属リサイクルの流れについて
        • 部品: 金属スクラップ回収方法
        • 大部品: 金属スクラップ加工処理 RD:5 評価値:3
          • 部品: 金属スクラッププレス加工
          • 部品: シャーリング加工
          • 部品: シュレッダー加工
          • 部品: ガス切断加工
          • 部品: ナゲット加工
        • 大部品: レアメタル回収処理 RD:2 評価値:1
          • 部品: 溶媒抽出法による回収
          • 部品: イオン液体電解法による回収
        • 部品: リサイクルされたインゴットの製品化
      • 大部品: 都市鉱山に用いられる設備装置 RD:12 評価値:6
        • 部品: 都市鉱山設備の運用時の注意事項と資格
        • 部品: 受け入れヤード
        • 部品: ギロチンシャー
        • 部品: マルチシュレッダー
        • 部品: 定量供給装置
        • 部品: プラスチック材質選別機
        • 部品: 材質密度選別機
        • 部品: 電磁式金属選別機
        • 部品: カラーラインカメラ式色彩選別機
        • 部品: バケットクレーンとマグネットクレーン
        • 部品: 乾式洗浄装置
        • 部品: 粉塵防止装置
    • 大部品: テロ対策 RD:20 評価値:7
      • 大部品: 概要 RD:2 評価値:1
        • 部品: 意義
        • 部品: 方針
      • 大部品: 防犯カメラによる防犯システム(システム) RD:8 評価値:5
        • 部品: システム概要
        • 部品: 有効範囲と規模
        • 部品: 設置型カメラ複数設置による死角フォロー
        • 部品: 広域データ観測による時系列の把握
        • 部品: 防犯カメラの情報の集積
        • 部品: 防犯カメラの設置場所の工夫
        • 大部品: 防犯カメラ RD:1 評価値:0
          • 部品: 防犯カメラの規格
        • 部品: プライバシー保護
      • 大部品: パトロール RD:2 評価値:1
        • 部品: 巡回による抑止力
        • 部品: 警備体制
      • 大部品: 設置型テロへの対策 RD:2 評価値:1
        • 部品: 清掃の徹底
        • 部品: 不審物対策
      • 大部品: 自爆テロ対策 RD:3 評価値:2
        • 部品: 自爆テロの危険性
        • 部品: 持ち込み制限
        • 部品: 警察との協力
      • 大部品: テロ発生時の対応 RD:3 評価値:2
        • 部品: 避難経路
        • 部品: 避難誘導
        • 部品: 指揮系統



部品定義


部品: 国内資源の採掘の障害

国土の多くを森林が占めることや、地下の採掘への禁忌からリワマヒ国では国内資源の採掘には多数の障害が立ちふさがった。

部品: 都市鉱山活用への方針転換

資源の採掘が難しいことが判明したリワマヒ国では、すでに地上にあるベースメタルやレアメタル等の資源を再利用する「都市鉱山の活用」という方針に舵をきることになった。

部品: ゴミ分別の推進と効率化のためのリサイクル機能の集中

都市におけるリサイクルの効率を高めるために、ごみ分別の推進を行うのと並行して、リサイクル機能を1か所に集中させることで効率化と環境負荷のコントロールを目指した。

部品: スクラップの受け入れとリサイクル

国内でのリサイクルで賄えない分の資源については、国外のスクラップの受け入れを行うことで賄うこととした。

部品: 海洋汚染への対策

生活排水や工場排水は3段階の汚水処理施設で海洋に流して問題のないレベルまで処理をされる。処理前後の水の汚染物質の値はリアルタイムにモニタリングされ、基準値を超える場合はアラートが鳴って流出が起こらないよう水門が閉じられる。

部品: 可燃ゴミ処理施設

可燃ゴミを処理するための工場であり、大型の焼却炉が3炉あり2炉稼動1炉点検という形をとる。 休炉するのは1年に一度だけであり大量の可燃ゴミを処理することができる。
また処理の過程で生まれる処理灰を灰融解炉を通し街路ブロックなどの材料にする。 臭気、公害対策には常に気を配るため運転員には高い技能を求められる。
ダイオキシン類に対しては常に800度以上を保つことなどで対策することができる。 処理時に生まれる熱を元に発電を行っている。

部品: 雨水等による汚染物質流出への対策

ゴミの集積地から雨水等による汚染物質の流出がないよう、下水道網を用いた雨水流のコントロールを行い、水処理施設を必ず通すようにしている。

部品: 汚水処理施設とは

工場排水や生活排水などをそのまま流すと水質の汚濁や悪臭、公害の発生原因となる。そういった汚水を処理し、自然環境に影響をあたえないようにして河川や海洋にながすための施設のこと。

部品: 凝集沈殿処理法

汚染物質を析出させ沈殿分離させることで水中の汚染物質の除去が可能となる。水中で懸濁している浮遊物質に処理材を加えることで電化が中和され、引力により塊状になる。この凝集作用を用いて、水中で懸濁している粒子を沈殿分離し、上澄み水を得る処理方法。

部品: 膜分離法

膜表面に存在する穴の孔径や物質の溶解度差などを利用し、水中に含まれている粒子の除去や溶液中に溶け込んでいる汚染物質を分離する方法。

部品: 吸着濾過法

汚水を吸着濾過材に通し、汚染物質を化学的な反応などにより吸着させる方法。他の物理学的吸着処理や生物学的処理で除去しきれない場合の高度処理として用いられる。また凝集沈殿処理と併用することが可能。

部品: 集じん装置の設置

気体中に浮遊する粒子を分離・除去する操作を集じんという。その集じんを行う装置を設置する。集じんの方法には、重力、慣性力、遠心力、熱泳導力、静電気力などを使ったものがあり、火力発電所をはじめ大規模施設では電気集じん装置が活用され、小型の発生源施設ではろ過集じん装置が広く用いられている。

部品: 排煙脱硫装置

工場・事業場の煙突から排出される煙の中の硫黄酸化物を取り除く装置。湿式、半乾式、乾式などの種類をもとに各工場に合わせたものを設置する。

部品: 資源削減計画の実行の経験

リワマヒ国では、かつて資源不足にあえぐ共和国内において資源消費を削減し 、これまで放置されていたゴミの山を分別、リサイクルによって資源化する計画を策定・実行した。この際のノウハウを活かしてリサイクル集積所である楽園島を再生し、都市鉱山の活用を進めている。

部品: 人工島「楽園島」の建設

リワマヒ国に建設された人工島とその上に建設された集積工場群のことを通称「楽園島」と呼ぶ。資源削減計画の実行以来、藩国内の資源のリサイクルの中心地となっている。

部品: リワマヒ国での資源削減・リサイクルのスローガン

NNT,NKT,BNT(なるべく治して使う、なんとか工夫して使う、ばらばらにして使う)をスローガンとし、現実的な路線で循環型社会への移行を進めていくことで、資源の消費量を抑えるとともに、廃棄物から資源を得ることを目的としている。

部品: ゴミ分別の徹底の励行

リワマヒ国では資源の大切さを広めて国民の意識改革を促し、ゴミの分別作業の協力を得るよう努めた。ゴミの分別の徹底には地域コミュニティの理解と協力が必要であるため、初等中等教育の現場での啓発活動や婦人会・町内会への説明を細かく行い協力を求めた。


部品: リサイクル用のエネルギーの供給

リサイクルには、電力の供給が必要となる。そのため、人工島に火力発電所を設置しエネルギーの供給量を増やしている。また可燃ゴミ、流木、建築廃材などの可燃物処理施設より別途電力を産み出している。また人工島であることを利用し、波浪発電機や風力発電機などを用い使用電力にあてている。

部品: ゴミの集積とリサイクル後の資源の集積

ゴミの集積を東側、リサイクル施設を島の中央、リサイクル後の資源の集積を西側に設定し効率よくかつ環境負荷を抑えたリサイクルができるように設計している。

部品: 倉庫群の活用

ゴミ分別の励行の結果、精度の高い分別が行われたゴミは、それぞれ別の倉庫に集積されまとめて処理される。また、処理後の資源についても種類ごと、グレードごとに倉庫に集積され活用が図られた。

部品: 普通倉庫

文字通り「普通の倉庫」。日用品・紙・電気機械などの特別な管理を必要としない物品を保管するのに使われる。

部品: 野積倉庫

倉庫というが建物ではない。風雨にさらされても特に問題ない木材や鉱石などを積んで保管する場所である。"倉庫"の中では一番コストがかからない。

部品: 水面倉庫

原木を保管するために、水面に木材を浮かせた状態で保管する倉庫。周囲を築堤などで囲んで保護し、更に物品が流出しないように紐状の物で繋ぎ止める。

部品: 貯蔵槽倉庫

密閉されたタンクやサイロにより、液体、若しくは包装されていない穀物を保管する倉庫。倉庫全体が金属板などで完全に密閉されており、清掃や修理以外では人の出入りすら不可能な様に作られている。

部品: 危険品倉庫

引火性のガスや石油等を保管するための倉庫。何かの拍子で引火すれば大惨事になるため、耐火は勿論、中身を犯罪に使わせない為の防犯機能や万が一周辺や内部で火気が起きた時の為の消化機能が義務付けられる。

部品: 冷蔵倉庫

文字通り、冷蔵機能を持った倉庫である。主に生鮮品の保管に使われる他、使用者によっては氷そのものを保管する事もある。

部品: 都市鉱山の成り立ち

中物理域・高物理域の藩国で利用されている個人端末や家電、バイク、重機、I=Dや船舶等には
再利用可能な鉱物資源、貴金属やレアメタルが含まれている。
その廃棄物に含まれる金属を積極的に「採掘可能」な鉱山資源ととらえたものが都市鉱山と呼ばれる。

部品: 都市鉱山の構築利点

既に利用されている資源量が、自然における資源量をうわまわわる場合や
閉鎖環境にてリサイクルによる資源の再使用が必要な場合に有効とされる。


部品: 資源の偏在と消費の偏在の一致

鉱物を含んだ廃棄物が多く排出されるという事は消費が活発な地域であるという事である。
そのため、都市鉱山で採掘された資源をそのまま製品の生産などに用いて消費地域に送り出す事により
資金面でも環境面でも輸送コストや生産コストが削減できる。


部品: 都市鉱山の藩国からの要運営許可取得

都市鉱山は官営でも民営でも藩国からの許可が必要となる。宇宙コロニーや都市船に組み込まれる場合は官営となる。
許可を得るには運営業務規則、環境基準、警備基準等を満たす必要があり、基本機能のみでは許可はされない。


部品: 都市鉱山での居住禁止

基本的にゴミが堆積される場所であり、再利用の為に重機の行き来や処理のために危険な事が多い。
設置藩国は居住区画を別途用意し、都市鉱山には居住禁止と設定している。また、入場も管理されている。


部品: 都市鉱山の警備対応

区画に立ち入る場合には、必ず入場許可証と専用装備が必要になる。
警備詰所からの定期巡回、及び各藩国で設置された警備システムにより異常が発覚した場合には、即時各所に通知され対応が行われる。


部品: 都市鉱山のメンテナンス

都市鉱山のメンテナンスは定期的に行われる。整備員として訓練された人員が安全基準が確保された装備を身に着ける必要がある。
システムメンテナンスは元より、箱物施設としての点検も行い、行政及び第三者機関からのチェックも行われ、違反した場合には罰則が科せられる。


部品: 都市鉱山の災害対策

警備員の巡回や各藩国で設置された警備システムにより感知された異常があった場合には、
まず作業を止める事をマニュアルや訓練により徹底されている。
設置された隔壁、スプリンクラー等で一次的に凌ぎ、対策本部や会議により方針が決定される。


部品: 都市鉱山の区画構成

都市鉱山は複数の大区画で構成されており、2区画を予備区画(搬入処理用)、1区画をメンテナンス区画、残り区画を常時処理使用として、
処理を途切れさせずに順次入れ替えを行う。スタッフは交代制で勤務を行う。


部品: 都市鉱山からの生成物

都市鉱山で分類、抽出された資源は工場に送られ再利用される。
安全性と品質を確保された物は船舶や建造物に使用され、建築物基準に満たない物は無害化された後に形成され
漁礁や工芸品作成等の各藩国内施設に配置されることになる。


部品: 産業製品の使用とEOL化:蓄積

都市部で用いた鉱物を含んだ製品を利用していくと、必ず生産終了や販売終了、サポート終了、故障などのEOL化がもたらされる
これは天然鉱山におけるレアメタルや鉄鋼の元になる物質の蓄積として見なされる。


部品: 産業製品の回収と移動:鉱床化

EOL化した産業製品を回収製品として都市鉱山の対象区画に移動し、処理可能量を確保する。
これは天然鉱山における鉱床化として見なされ、都市鉱山の場合は人為的に位置を指定できる。


部品: 回収製品の解体:鉱石化

回収製品の中に含まれる資源を、取り出し可能な状態まで解体する。
これは天然鉱山における採掘による鉱石化として見なされる。
この時点では粗スクラップとも呼ばれる。


部品: 粗スクラップの分離:精鉱

粗スクラップの中に含まれる、再利用できない部分の抽出・分離を行い、不要物質の減量と除去を行う。
これは再生原材料として、天然鉱山における選鉱からの精鉱と見なされる。


部品: 鉱物資源としての再生:金属製錬

再生原材料をさらに分離を行い、各々の材質を使用出来るように固めて再生する。
天然鉱山における製錬からの金属素材化としてみなされ、都市鉱山で抽出製錬された利用可能物資をメタルと言う。


部品: メタルの産業製品化:サイクル循環

メタルとして生成した金属素材を再度産業製品として都市に提供し、EOL化するまで使用をしてもらう。
これにより、都市鉱山の資源処理可能量として再度産業製品が積み重なるため、サイクル化する。


部品: 都市鉱山のサイクル循環の注意事項

精鉱段階で使用可能資源自体は必ず目減りするため、都市鉱山資源だけで全資源を賄う事は絶対に出来ない。
他天然鉱山での採掘や他藩国からの輸入などで産業に必要な資源量を確保する必要がある。


部品: 金属リサイクルの流れについて

金属リサイクルの元となるスクラップの回収を行った後、加工工場により分類・破砕・圧縮により処理できるようにされ、製鉄所や処理工場で処理されて製品化される。
各藩国の物理域及びテックレベル、法律規制により選択される方式が異なる。


部品: 金属スクラップ回収方法

藩国によってコンベアで自動回収されたり、持ち込みがされたり、ボックスにより回収されたりと様々な方法があるが、
リサイクル対象となる粗スクラップをが処理工場に回収・集積される。工場発生スクラップや老廃スクラップ等の種類がある。
家電や車、廃棄コンテナ等の金属成分が多く含まれた物が好ましいとされる。


部品: 金属スクラッププレス加工

金属スクラップが薄い材料が出来ていて空間の多い物の場合、型に入れて圧縮し箱型に纏める事で行う加工方法が用いられる。
立方体になるため集約率が高い。

部品: シャーリング加工

パイプや建材などの厚みがあり長い鉄スクラップを、一定の長さに切断する加工方法。
圧縮切断機という機材を用いて、加工製品化する。


部品: シュレッダー加工

鉄以外の非鉄金属やプラスチックやゴムなどの非金属が多く含まれた物に対して行われる処理方法である。
シュレッダー装置の高速で回転する円筒型のドラムに取り付けられたハンマーで材料を細かく破砕して
鉄・非鉄金属・非金属に分別し、リサイクル製品化される。


部品: ガス切断加工

大きな材料で、大きさや厚さのためにプレス加工、シャーリング加工、シュレッダー加工が出来ない場合に行われる。
バーナー等の自由に金属切断できる道具を用いて、リサイクル処理が出来る大きさまで分解する。


部品: ナゲット加工

ナゲット処理とは、被覆電線・被覆銅線を粉砕機)にかけ米粒大に粉砕し、
定量供給装置から一次粉砕機→二次粉砕機にかけ磁選機・振動ふるい機から被覆(電線の被膜部分)と導体(電線の金属部分)を比重選別した後、
ナゲット処理された高純度の銅屑と被覆チップをサーマルリサイクル及びマテリアルリサイクルに分別・回収します。


部品: 溶媒抽出法による回収

溶媒抽出法は水相と有機相間の溶解度差を利用して溶質を分離する方法であり、
金属イオンと反応し有機相に分配しやすい化学種を形成する抽出剤を用いて
基板や破砕されたスクラップから有価金属を高効率に分離回収、精製、濃縮することが可能である。


部品: イオン液体電解法による回収

イオン液体は、陽イオンと陰イオンの組み合わせで構成される、室温で液体の塩の事を示し、
溶媒に不揮発性であるイオン液体を用いて電気分解による電解析出を行う事により、レアメタルの回収が可能である。


部品: リサイクルされたインゴットの製品化

加工されたスクラップは製鉄所に再度輸送され、電気炉や熱炉などで溶かされて再度新しいインゴットに製品化される。
再生された金属は船や建物の建材や、家電の材料に再利用される事になる。


部品: 都市鉱山設備の運用時の注意事項と資格

それぞれ巨大かつ重工業としての機材も存在し、事故が発生した場合は死傷者が出る事もある
運用にはマニュアルを参照し、安全に使う事。また、大型機械操縦の資格が必要となる。


部品: 受け入れヤード

回収された廃棄物は各専用ヤードに纏められつつ受け入れヤードに保管される。
受け入れヤードで異物混入が無いか分別と確認を行った後に、それぞれの処理工程に投入される。


部品: ギロチンシャー

おもに、鉄骨・鉄筋などの大型の鉄スクラップの圧縮・切断処理を行うための装置。
1度に大型トラック1台分の材料を投入でき、様々な形状を圧縮・切断し一定サイズの製品に加工することが出来る。


部品: マルチシュレッダー

小型の複合素材を破砕・選別し、各種金属を取り出す機械である。
ロータを高出力トルクで回転刃を回し、固定刃の上に流れてくる素材を粉砕して加工する。


部品: 定量供給装置

シュレッダー等で粉砕した後の粉々になったスクラップを流し込むことで、設定した量を時間単位で後工程に流すように調整する機会である。
効率よく分別できるように、選別機の処理能力に合わせて設定される。


部品: プラスチック材質選別機

プラスチックや化学化合物質系の設定材質を瞬時に検知・選別できる機械である。
近赤外線を照射する事で、材質により吸収される波長が異なる事を利用して選別を行う。


部品: 材質密度選別機

画像処理技術を利用し、特定の原子密度を測定することにより、材質選別を行う事が出来る機械である。
対象原料にX線を照射し、受信器に写った原料の影の濃さから材質判断を行い、
材質判断後は、コンベヤ先端上に配置されているエアノズルから対象原料のみエアを噴き、資源を回収する。


部品: 電磁式金属選別機

電磁センサを使用した材質選別機であり、鉄・非鉄に関らず、金属全般を回収できる機械である。
コンベヤ中に埋め込まれた電磁センサ上を原料(金属)が流れる際に、センサに発生する誘起電力を感知・識別する。
識別後は、コンベヤ先端上に配置されているエアノズルから対象原料のみエアを噴き、回収する。


部品: カラーラインカメラ式色彩選別機

電磁センサと色彩センサを併用した材質選別機である。
シュレッダにて粉々にされた資源物から対象を見つけるのに有用であり、白を指定すればアルミや真鍮、茶色を指定すれば銅などと自動選別回収できる。


部品: バケットクレーンとマグネットクレーン

金属スクラップの積み下ろしや機械への投入に関してはバケットクレーンとマグネットクレーンを用いる。
バケットとは蟹の鋏や人の手のような掴む装置、マグネットとは電気式の大きな磁石の事を表している。


部品: 乾式洗浄装置

水や洗浄液を使用せず、機械力と空気のみで処理物の汚れや不純物を取り除くことが出来る機械。
巨大な縦回転水車のような形をしており、?回転ディスクの表面の突起による原料同士の相互擦り作用によって洗浄する。
洗浄品の廃プラスチック・紙類はRPF原料へ、その他サーマルリサイクル原料、マテリアルリサイクル原料に回される。


部品: 粉塵防止装置

破砕の過程で出てきてしまう粉じんや浮遊粒子状物質を防止する装置である。
陰イオン系界面活性剤が主成分の粉塵防止剤を使用し空中拡散や空気汚染する事を防ぐ事が出来る

部品: 意義

国内において国営施設や多人数が集まる施設など、テロの対象となる施設が数多く存在している。
そういった施設をテロの脅威から守るため、テロ対策をまとめる必要性が高くなった。

部品: 方針

テロ対策は、国民の安全を守るためには重要であることは間違いない。しかし、テロ対策を至上命題とし、新たな差別や国民の生活が圧迫されることとならないよう、法の司や護民官などと連携し、行き過ぎたテロ対策を行わないよう管理、運用している。

部品: システム概要

観測される範囲の安全を確保し防犯につとめるために運用されるシステムであり、当然ながら観測する側が範囲内のものを管理、支配するためのものではない。


部品: 有効範囲と規模

防犯カメラが設置されている場所でしか有効にならない。
個人、民間組織、公共など利用者に制限はないが
防犯カメラを設置する範囲が自己の管理下であることが必要。
範囲が広くなればなるほど、そのデータを管理する組織、機材の規模も大きくなる。



部品: 設置型カメラ複数設置による死角フォロー

設置型カメラの首は回る角度が決まっており、360度すべてを見られるわけではないのでどうしても死角が出来てしまう。
複数台設置することでその死角を補い、より精度のある情報を記録できる。

部品: 広域データ観測による時系列の把握

同時に広域を観測することで、その時系列を追うことができる。例えばそこに写っている人がどのような順序で道を歩いたか…などが複数のカメラの映像を繋ぐことで推測できる。

部品: 防犯カメラの情報の集積

過去の情報を解析することで犯罪捜査に役立ったり、事件発生率を把握、危険地域を特定できる。ただ、記録情報も記録媒体の容量を必要とするため、特別な情報以外は一定期間で廃棄される。
警察組織以外が管理している場合、犯罪捜査協力として警察組織に情報を提供する場合がある。

部品: 防犯カメラの設置場所の工夫

テロ防止、防犯の意味であれば人の多く集まる場所に設置し、犯罪の抑制に使用する。また、薄暗い通りなど住民に危険がおよびそうな場所に設置することで同様の効果が得られる。


部品: 防犯カメラの規格

犯罪の証拠として撮影した映像を解析し犯罪捜査に役立てるのはもちろんだが、そこに防犯カメラが「ある」と思わせるだけで犯罪の抑制になりうる。
前者の場合は目立たない場所に、後者の場合は目立つ場所に設置されることが多い。
情報は設置者の下へ集められる。
複数設置することで死角を補う効果はあるが 全く同じ場所に沢山つけて同じ方向を写しても意味はない。

部品: プライバシー保護

国民のプライバシーは守られることは、重要である。
しかし、テロ対策として、個人の記録の閲覧・利用が必要な場合もあり、その場合は、法の司、護民官と協議の上、藩国上層部の責任として閲覧・利用することがある。

部品: 巡回による抑止力

結局人が見まわることの効果は大きい。警官や警備員の制服を着用した人間が巡回していることは、テロに対してかなりの抑止力となる。
ただし、場所によっては威圧感を与えすぎないため、場合によっては私服で巡回することも行う。


部品: 警備体制

制服を着用した、警官や警備員の巡回を基本とし、防犯カメラから得られた情報を解析することにより、テロの兆候を事前に察知できる体制を整える。

部品: 清掃の徹底

施設各所に設置されたごみ箱については、定期的な巡回によってこまめに廃棄される。この際、不審物の確認が行われる。
また、視覚的に不審物を早期に確認できる、中身が見えるゴミ箱の設置を検討する。
無論ポイ捨ても禁止。

部品: 不審物対策

不審物が発見された場合の対応について、スタッフには十分な教育がされている。
後述の、藩国主催の避難誘導研修において、不審物発見時の避難誘導とともに、連絡先や警察等の専門家が到着するまでの対応も徹底的に叩き込まれることになる。

部品: 自爆テロの危険性

自らの命を顧みない自爆テロは、断固防ぐべきものである。
警察による地道な捜査、監視カメラの情報、民間からの情報提供などを駆使し、事前に察知、取り押さえることを前提に考え、いざとなれば、実力行使により対象を制圧することもある。

部品: 持ち込み制限

各施設の基準に従い、持ち込める荷物の種類、大きさ、数量等に制限が課せられる。特に不特定多数が集まるイベント等の際は手荷物検査等も実施される。
また、空港や政府重要機関においては、持ち物検査に加え、X線検査などより厳しい検査が行われている。

部品: 警察との協力

民間と警察との協力は、積極的に行われている。
民間でのイベント時の警察の協力や、警備会社から重要施設への警備員派遣などで連携を深めつつ、定期的に効率的な連携のための会議が持たれている。

部品: 避難経路

施設には、わかりやすく避難経路が設置されていなければならない。
入り口やエレベーターホールなど施設内の人が集まってくる箇所には、非常口への案内板の設置。また、天井には停電時でも光って避難経路を示す誘導灯の設置が義務付けられている。

部品: 避難誘導

藩国主催による避難誘導研修が行われており、緊急時には、避難誘導研修を受けたスタッフによる避難誘導が行われる。
なお、警察官や警備員はこの研修の受講が義務付けられており、緊急時のスムーズな避難誘導に一役買っている。

部品: 指揮系統

不幸にもテロが発生した場合、藩王、もしくは摂政がトップとなる対応会議が招集され、事態の収拾にあたることになる。
指揮系統は明確な順位付けがされ、迅速に処理にあたることが可能となっている。
※上位者が何らかの原因で、指揮を取れない場合は、この順位により指揮責任者が決定される。
なお、通常時のテロ対策に関する指揮は、警察機構にゆだねられており、法の下運用されている。






提出書式


 大部品: リワマヒ国の都市鉱山活用およびリサイクルセンター RD:85 評価値:10
 -大部品: リワマヒ国の資源調達政策 RD:4 評価値:3
 --部品: 国内資源の採掘の障害
 --部品: 都市鉱山活用への方針転換
 --部品: ゴミ分別の推進と効率化のためのリサイクル機能の集中
 --部品: スクラップの受け入れとリサイクル
 -大部品: 環境負荷の低減への取り組み RD:9 評価値:5
 --部品: 海洋汚染への対策
 --部品: 可燃ゴミ処理施設
 --部品: 雨水等による汚染物質流出への対策
 --大部品: 汚水処理施設 RD:4 評価値:3
 ---部品: 汚水処理施設とは
 ---部品: 凝集沈殿処理法
 ---部品: 膜分離法
 ---部品: 吸着濾過法
 --大部品: 大気汚染対策 RD:2 評価値:1
 ---部品: 集じん装置の設置
 ---部品: 排煙脱硫装置
 -大部品: 楽園島のリサイクルセンター RD:13 評価値:6
 --部品: 資源削減計画の実行の経験
 --部品: 人工島「楽園島」の建設
 --部品: リワマヒ国での資源削減・リサイクルのスローガン
 --部品: ゴミ分別の徹底の励行
 --部品: リサイクル用のエネルギーの供給
 --大部品: リサイクル前後の物資の集積 RD:8 評価値:5
 ---部品: ゴミの集積とリサイクル後の資源の集積
 ---部品: 倉庫群の活用
 ---大部品: 倉庫の形態 RD:6 評価値:4
 ----部品: 普通倉庫
 ----部品: 野積倉庫
 ----部品: 水面倉庫
 ----部品: 貯蔵槽倉庫
 ----部品: 危険品倉庫
 ----部品: 冷蔵倉庫
 -大部品: 都市鉱山:基本機能 RD:39 評価値:9
 --部品: 都市鉱山の成り立ち
 --部品: 都市鉱山の構築利点
 --部品: 資源の偏在と消費の偏在の一致
 --部品: 都市鉱山の藩国からの要運営許可取得
 --部品: 都市鉱山での居住禁止
 --部品: 都市鉱山の警備対応
 --部品: 都市鉱山のメンテナンス
 --部品: 都市鉱山の災害対策
 --部品: 都市鉱山の区画構成
 --部品: 都市鉱山からの生成物
 --大部品: 都市鉱山サイクル概念 RD:7 評価値:4
 ---部品: 産業製品の使用とEOL化:蓄積
 ---部品: 産業製品の回収と移動:鉱床化
 ---部品: 回収製品の解体:鉱石化
 ---部品: 粗スクラップの分離:精鉱
 ---部品: 鉱物資源としての再生:金属製錬
 ---部品: メタルの産業製品化:サイクル循環
 ---部品: 都市鉱山のサイクル循環の注意事項
 --大部品: 金属リサイクル:基本機能 RD:10 評価値:5
 ---部品: 金属リサイクルの流れについて
 ---部品: 金属スクラップ回収方法
 ---大部品: 金属スクラップ加工処理 RD:5 評価値:3
 ----部品: 金属スクラッププレス加工
 ----部品: シャーリング加工
 ----部品: シュレッダー加工
 ----部品: ガス切断加工
 ----部品: ナゲット加工
 ---大部品: レアメタル回収処理 RD:2 評価値:1
 ----部品: 溶媒抽出法による回収
 ----部品: イオン液体電解法による回収
 ---部品: リサイクルされたインゴットの製品化
 --大部品: 都市鉱山に用いられる設備装置 RD:12 評価値:6
 ---部品: 都市鉱山設備の運用時の注意事項と資格
 ---部品: 受け入れヤード
 ---部品: ギロチンシャー
 ---部品: マルチシュレッダー
 ---部品: 定量供給装置
 ---部品: プラスチック材質選別機
 ---部品: 材質密度選別機
 ---部品: 電磁式金属選別機
 ---部品: カラーラインカメラ式色彩選別機
 ---部品: バケットクレーンとマグネットクレーン
 ---部品: 乾式洗浄装置
 ---部品: 粉塵防止装置
 -大部品: テロ対策 RD:20 評価値:7
 --大部品: 概要 RD:2 評価値:1
 ---部品: 意義
 ---部品: 方針
 --大部品: 防犯カメラによる防犯システム(システム) RD:8 評価値:5
 ---部品: システム概要
 ---部品: 有効範囲と規模
 ---部品: 設置型カメラ複数設置による死角フォロー
 ---部品: 広域データ観測による時系列の把握
 ---部品: 防犯カメラの情報の集積
 ---部品: 防犯カメラの設置場所の工夫
 ---大部品: 防犯カメラ RD:1 評価値:0
 ----部品: 防犯カメラの規格
 ---部品: プライバシー保護
 --大部品: パトロール RD:2 評価値:1
 ---部品: 巡回による抑止力
 ---部品: 警備体制
 --大部品: 設置型テロへの対策 RD:2 評価値:1
 ---部品: 清掃の徹底
 ---部品: 不審物対策
 --大部品: 自爆テロ対策 RD:3 評価値:2
 ---部品: 自爆テロの危険性
 ---部品: 持ち込み制限
 ---部品: 警察との協力
 --大部品: テロ発生時の対応 RD:3 評価値:2
 ---部品: 避難経路
 ---部品: 避難誘導
 ---部品: 指揮系統
 
 
 部品: 国内資源の採掘の障害
 国土の多くを森林が占めることや、地下の採掘への禁忌からリワマヒ国では国内資源の採掘には多数の障害が立ちふさがった。
 
 部品: 都市鉱山活用への方針転換
 資源の採掘が難しいことが判明したリワマヒ国では、すでに地上にあるベースメタルやレアメタル等の資源を再利用する「都市鉱山の活用」という方針に舵をきることになった。
 
 部品: ゴミ分別の推進と効率化のためのリサイクル機能の集中
 都市におけるリサイクルの効率を高めるために、ごみ分別の推進を行うのと並行して、リサイクル機能を1か所に集中させることで効率化と環境負荷のコントロールを目指した。
 
 部品: スクラップの受け入れとリサイクル
 国内でのリサイクルで賄えない分の資源については、国外のスクラップの受け入れを行うことで賄うこととした。
 
 部品: 海洋汚染への対策
 生活排水や工場排水は3段階の汚水処理施設で海洋に流して問題のないレベルまで処理をされる。処理前後の水の汚染物質の値はリアルタイムにモニタリングされ、基準値を超える場合はアラートが鳴って流出が起こらないよう水門が閉じられる。
 
 部品: 可燃ゴミ処理施設
 可燃ゴミを処理するための工場であり、大型の焼却炉が3炉あり2炉稼動1炉点検という形をとる。 休炉するのは1年に一度だけであり大量の可燃ゴミを処理することができる。 
 また処理の過程で生まれる処理灰を灰融解炉を通し街路ブロックなどの材料にする。 臭気、公害対策には常に気を配るため運転員には高い技能を求められる。 
 ダイオキシン類に対しては常に800度以上を保つことなどで対策することができる。 処理時に生まれる熱を元に発電を行っている。
 
 部品: 雨水等による汚染物質流出への対策
 ゴミの集積地から雨水等による汚染物質の流出がないよう、下水道網を用いた雨水流のコントロールを行い、水処理施設を必ず通すようにしている。
 
 部品: 汚水処理施設とは
 工場排水や生活排水などをそのまま流すと水質の汚濁や悪臭、公害の発生原因となる。そういった汚水を処理し、自然環境に影響をあたえないようにして河川や海洋にながすための施設のこと。
 
 部品: 凝集沈殿処理法
 汚染物質を析出させ沈殿分離させることで水中の汚染物質の除去が可能となる。水中で懸濁している浮遊物質に処理材を加えることで電化が中和され、引力により塊状になる。この凝集作用を用いて、水中で懸濁している粒子を沈殿分離し、上澄み水を得る処理方法。
 
 部品: 膜分離法
 膜表面に存在する穴の孔径や物質の溶解度差などを利用し、水中に含まれている粒子の除去や溶液中に溶け込んでいる汚染物質を分離する方法。
 
 部品: 吸着濾過法
 汚水を吸着濾過材に通し、汚染物質を化学的な反応などにより吸着させる方法。他の物理学的吸着処理や生物学的処理で除去しきれない場合の高度処理として用いられる。また凝集沈殿処理と併用することが可能。
 
 部品: 集じん装置の設置
 気体中に浮遊する粒子を分離・除去する操作を集じんという。その集じんを行う装置を設置する。集じんの方法には、重力、慣性力、遠心力、熱泳導力、静電気力などを使ったものがあり、火力発電所をはじめ大規模施設では電気集じん装置が活用され、小型の発生源施設ではろ過集じん装置が広く用いられている。
 
 部品: 排煙脱硫装置
 工場・事業場の煙突から排出される煙の中の硫黄酸化物を取り除く装置。湿式、半乾式、乾式などの種類をもとに各工場に合わせたものを設置する。
 
 部品: 資源削減計画の実行の経験
 リワマヒ国では、かつて資源不足にあえぐ共和国内において資源消費を削減し 、これまで放置されていたゴミの山を分別、リサイクルによって資源化する計画を策定・実行した。この際のノウハウを活かしてリサイクル集積所である楽園島を再生し、都市鉱山の活用を進めている。
 
 部品: 人工島「楽園島」の建設
 リワマヒ国に建設された人工島とその上に建設された集積工場群のことを通称「楽園島」と呼ぶ。資源削減計画の実行以来、藩国内の資源のリサイクルの中心地となっている。
 
 部品: リワマヒ国での資源削減・リサイクルのスローガン
 NNT,NKT,BNT(なるべく治して使う、なんとか工夫して使う、ばらばらにして使う)をスローガンとし、現実的な路線で循環型社会への移行を進めていくことで、資源の消費量を抑えるとともに、廃棄物から資源を得ることを目的としている。
 
 部品: ゴミ分別の徹底の励行
 リワマヒ国では資源の大切さを広めて国民の意識改革を促し、ゴミの分別作業の協力を得るよう努めた。ゴミの分別の徹底には地域コミュニティの理解と協力が必要であるため、初等中等教育の現場での啓発活動や婦人会・町内会への説明を細かく行い協力を求めた。
 
 
 部品: リサイクル用のエネルギーの供給
 リサイクルには、電力の供給が必要となる。そのため、人工島に火力発電所を設置しエネルギーの供給量を増やしている。また可燃ゴミ、流木、建築廃材などの可燃物処理施設より別途電力を産み出している。また人工島であることを利用し、波浪発電機や風力発電機などを用い使用電力にあてている。
 
 部品: ゴミの集積とリサイクル後の資源の集積
 ゴミの集積を東側、リサイクル施設を島の中央、リサイクル後の資源の集積を西側に設定し効率よくかつ環境負荷を抑えたリサイクルができるように設計している。
 
 部品: 倉庫群の活用
 ゴミ分別の励行の結果、精度の高い分別が行われたゴミは、それぞれ別の倉庫に集積されまとめて処理される。また、処理後の資源についても種類ごと、グレードごとに倉庫に集積され活用が図られた。
 
 部品: 普通倉庫
 文字通り「普通の倉庫」。日用品・紙・電気機械などの特別な管理を必要としない物品を保管するのに使われる。
 
 部品: 野積倉庫
 倉庫というが建物ではない。風雨にさらされても特に問題ない木材や鉱石などを積んで保管する場所である。"倉庫"の中では一番コストがかからない。
 
 部品: 水面倉庫
 原木を保管するために、水面に木材を浮かせた状態で保管する倉庫。周囲を築堤などで囲んで保護し、更に物品が流出しないように紐状の物で繋ぎ止める。
 
 部品: 貯蔵槽倉庫
 密閉されたタンクやサイロにより、液体、若しくは包装されていない穀物を保管する倉庫。倉庫全体が金属板などで完全に密閉されており、清掃や修理以外では人の出入りすら不可能な様に作られている。
 
 部品: 危険品倉庫
 引火性のガスや石油等を保管するための倉庫。何かの拍子で引火すれば大惨事になるため、耐火は勿論、中身を犯罪に使わせない為の防犯機能や万が一周辺や内部で火気が起きた時の為の消化機能が義務付けられる。
 
 部品: 冷蔵倉庫
 文字通り、冷蔵機能を持った倉庫である。主に生鮮品の保管に使われる他、使用者によっては氷そのものを保管する事もある。
 
 部品: 都市鉱山の成り立ち
 中物理域・高物理域の藩国で利用されている個人端末や家電、バイク、重機、I=Dや船舶等には
 再利用可能な鉱物資源、貴金属やレアメタルが含まれている。
 その廃棄物に含まれる金属を積極的に「採掘可能」な鉱山資源ととらえたものが都市鉱山と呼ばれる。
 
 部品: 都市鉱山の構築利点
 既に利用されている資源量が、自然における資源量をうわまわわる場合や
 閉鎖環境にてリサイクルによる資源の再使用が必要な場合に有効とされる。
 
 
 部品: 資源の偏在と消費の偏在の一致
 鉱物を含んだ廃棄物が多く排出されるという事は消費が活発な地域であるという事である。
 そのため、都市鉱山で採掘された資源をそのまま製品の生産などに用いて消費地域に送り出す事により
 資金面でも環境面でも輸送コストや生産コストが削減できる。
 
 
 部品: 都市鉱山の藩国からの要運営許可取得
 都市鉱山は官営でも民営でも藩国からの許可が必要となる。宇宙コロニーや都市船に組み込まれる場合は官営となる。
 許可を得るには運営業務規則、環境基準、警備基準等を満たす必要があり、基本機能のみでは許可はされない。
 
 
 部品: 都市鉱山での居住禁止
 基本的にゴミが堆積される場所であり、再利用の為に重機の行き来や処理のために危険な事が多い。
 設置藩国は居住区画を別途用意し、都市鉱山には居住禁止と設定している。また、入場も管理されている。
 
 
 部品: 都市鉱山の警備対応
 区画に立ち入る場合には、必ず入場許可証と専用装備が必要になる。
 警備詰所からの定期巡回、及び各藩国で設置された警備システムにより異常が発覚した場合には、即時各所に通知され対応が行われる。
 
 
 部品: 都市鉱山のメンテナンス
 都市鉱山のメンテナンスは定期的に行われる。整備員として訓練された人員が安全基準が確保された装備を身に着ける必要がある。
 システムメンテナンスは元より、箱物施設としての点検も行い、行政及び第三者機関からのチェックも行われ、違反した場合には罰則が科せられる。
 
 
 部品: 都市鉱山の災害対策
 警備員の巡回や各藩国で設置された警備システムにより感知された異常があった場合には、
 まず作業を止める事をマニュアルや訓練により徹底されている。
 設置された隔壁、スプリンクラー等で一次的に凌ぎ、対策本部や会議により方針が決定される。
 
 
 部品: 都市鉱山の区画構成
 都市鉱山は複数の大区画で構成されており、2区画を予備区画(搬入処理用)、1区画をメンテナンス区画、残り区画を常時処理使用として、
 処理を途切れさせずに順次入れ替えを行う。スタッフは交代制で勤務を行う。
 
 
 部品: 都市鉱山からの生成物
 都市鉱山で分類、抽出された資源は工場に送られ再利用される。
 安全性と品質を確保された物は船舶や建造物に使用され、建築物基準に満たない物は無害化された後に形成され
 漁礁や工芸品作成等の各藩国内施設に配置されることになる。
 
 
 部品: 産業製品の使用とEOL化:蓄積
 都市部で用いた鉱物を含んだ製品を利用していくと、必ず生産終了や販売終了、サポート終了、故障などのEOL化がもたらされる
 これは天然鉱山におけるレアメタルや鉄鋼の元になる物質の蓄積として見なされる。
 
 
 部品: 産業製品の回収と移動:鉱床化
 EOL化した産業製品を回収製品として都市鉱山の対象区画に移動し、処理可能量を確保する。
 これは天然鉱山における鉱床化として見なされ、都市鉱山の場合は人為的に位置を指定できる。
 
 
 部品: 回収製品の解体:鉱石化
 回収製品の中に含まれる資源を、取り出し可能な状態まで解体する。
 これは天然鉱山における採掘による鉱石化として見なされる。
 この時点では粗スクラップとも呼ばれる。
 
 
 部品: 粗スクラップの分離:精鉱
 粗スクラップの中に含まれる、再利用できない部分の抽出・分離を行い、不要物質の減量と除去を行う。
 これは再生原材料として、天然鉱山における選鉱からの精鉱と見なされる。
 
 
 部品: 鉱物資源としての再生:金属製錬
 再生原材料をさらに分離を行い、各々の材質を使用出来るように固めて再生する。
 天然鉱山における製錬からの金属素材化としてみなされ、都市鉱山で抽出製錬された利用可能物資をメタルと言う。
 
 
 部品: メタルの産業製品化:サイクル循環
 メタルとして生成した金属素材を再度産業製品として都市に提供し、EOL化するまで使用をしてもらう。
 これにより、都市鉱山の資源処理可能量として再度産業製品が積み重なるため、サイクル化する。
 
 
 部品: 都市鉱山のサイクル循環の注意事項
 精鉱段階で使用可能資源自体は必ず目減りするため、都市鉱山資源だけで全資源を賄う事は絶対に出来ない。
 他天然鉱山での採掘や他藩国からの輸入などで産業に必要な資源量を確保する必要がある。
 
 
 部品: 金属リサイクルの流れについて
 金属リサイクルの元となるスクラップの回収を行った後、加工工場により分類・破砕・圧縮により処理できるようにされ、製鉄所や処理工場で処理されて製品化される。
 各藩国の物理域及びテックレベル、法律規制により選択される方式が異なる。
 
 
 部品: 金属スクラップ回収方法
 藩国によってコンベアで自動回収されたり、持ち込みがされたり、ボックスにより回収されたりと様々な方法があるが、
 リサイクル対象となる粗スクラップをが処理工場に回収・集積される。工場発生スクラップや老廃スクラップ等の種類がある。
 家電や車、廃棄コンテナ等の金属成分が多く含まれた物が好ましいとされる。
 
 
 部品: 金属スクラッププレス加工
 金属スクラップが薄い材料が出来ていて空間の多い物の場合、型に入れて圧縮し箱型に纏める事で行う加工方法が用いられる。
 立方体になるため集約率が高い。
 
 部品: シャーリング加工
 パイプや建材などの厚みがあり長い鉄スクラップを、一定の長さに切断する加工方法。
 圧縮切断機という機材を用いて、加工製品化する。
 
 
 部品: シュレッダー加工
 鉄以外の非鉄金属やプラスチックやゴムなどの非金属が多く含まれた物に対して行われる処理方法である。
 シュレッダー装置の高速で回転する円筒型のドラムに取り付けられたハンマーで材料を細かく破砕して
 鉄・非鉄金属・非金属に分別し、リサイクル製品化される。
 
 
 部品: ガス切断加工
 大きな材料で、大きさや厚さのためにプレス加工、シャーリング加工、シュレッダー加工が出来ない場合に行われる。
 バーナー等の自由に金属切断できる道具を用いて、リサイクル処理が出来る大きさまで分解する。
 
 
 部品: ナゲット加工
 ナゲット処理とは、被覆電線・被覆銅線を粉砕機)にかけ米粒大に粉砕し、
 定量供給装置から一次粉砕機→二次粉砕機にかけ磁選機・振動ふるい機から被覆(電線の被膜部分)と導体(電線の金属部分)を比重選別した後、
 ナゲット処理された高純度の銅屑と被覆チップをサーマルリサイクル及びマテリアルリサイクルに分別・回収します。
 
 
 部品: 溶媒抽出法による回収
 溶媒抽出法は水相と有機相間の溶解度差を利用して溶質を分離する方法であり、
 金属イオンと反応し有機相に分配しやすい化学種を形成する抽出剤を用いて
 基板や破砕されたスクラップから有価金属を高効率に分離回収、精製、濃縮することが可能である。
 
 
 部品: イオン液体電解法による回収
 イオン液体は、陽イオンと陰イオンの組み合わせで構成される、室温で液体の塩の事を示し、
 溶媒に不揮発性であるイオン液体を用いて電気分解による電解析出を行う事により、レアメタルの回収が可能である。
 
 
 部品: リサイクルされたインゴットの製品化
 加工されたスクラップは製鉄所に再度輸送され、電気炉や熱炉などで溶かされて再度新しいインゴットに製品化される。
 再生された金属は船や建物の建材や、家電の材料に再利用される事になる。
 
 
 部品: 都市鉱山設備の運用時の注意事項と資格
 それぞれ巨大かつ重工業としての機材も存在し、事故が発生した場合は死傷者が出る事もある
 運用にはマニュアルを参照し、安全に使う事。また、大型機械操縦の資格が必要となる。
 
 
 部品: 受け入れヤード
 回収された廃棄物は各専用ヤードに纏められつつ受け入れヤードに保管される。
 受け入れヤードで異物混入が無いか分別と確認を行った後に、それぞれの処理工程に投入される。
 
 
 部品: ギロチンシャー
 おもに、鉄骨・鉄筋などの大型の鉄スクラップの圧縮・切断処理を行うための装置。
 1度に大型トラック1台分の材料を投入でき、様々な形状を圧縮・切断し一定サイズの製品に加工することが出来る。
 
 
 部品: マルチシュレッダー
 小型の複合素材を破砕・選別し、各種金属を取り出す機械である。
 ロータを高出力トルクで回転刃を回し、固定刃の上に流れてくる素材を粉砕して加工する。
 
 
 部品: 定量供給装置
 シュレッダー等で粉砕した後の粉々になったスクラップを流し込むことで、設定した量を時間単位で後工程に流すように調整する機会である。
 効率よく分別できるように、選別機の処理能力に合わせて設定される。
 
 
 部品: プラスチック材質選別機
 プラスチックや化学化合物質系の設定材質を瞬時に検知・選別できる機械である。
 近赤外線を照射する事で、材質により吸収される波長が異なる事を利用して選別を行う。
 
 
 部品: 材質密度選別機
 画像処理技術を利用し、特定の原子密度を測定することにより、材質選別を行う事が出来る機械である。
 対象原料にX線を照射し、受信器に写った原料の影の濃さから材質判断を行い、
 材質判断後は、コンベヤ先端上に配置されているエアノズルから対象原料のみエアを噴き、資源を回収する。
 
 
 部品: 電磁式金属選別機
 電磁センサを使用した材質選別機であり、鉄・非鉄に関らず、金属全般を回収できる機械である。
 コンベヤ中に埋め込まれた電磁センサ上を原料(金属)が流れる際に、センサに発生する誘起電力を感知・識別する。
 識別後は、コンベヤ先端上に配置されているエアノズルから対象原料のみエアを噴き、回収する。
 
 
 部品: カラーラインカメラ式色彩選別機
 電磁センサと色彩センサを併用した材質選別機である。
 シュレッダにて粉々にされた資源物から対象を見つけるのに有用であり、白を指定すればアルミや真鍮、茶色を指定すれば銅などと自動選別回収できる。
 
 
 部品: バケットクレーンとマグネットクレーン
 金属スクラップの積み下ろしや機械への投入に関してはバケットクレーンとマグネットクレーンを用いる。
 バケットとは蟹の鋏や人の手のような掴む装置、マグネットとは電気式の大きな磁石の事を表している。
 
 
 部品: 乾式洗浄装置
 水や洗浄液を使用せず、機械力と空気のみで処理物の汚れや不純物を取り除くことが出来る機械。
 巨大な縦回転水車のような形をしており、?回転ディスクの表面の突起による原料同士の相互擦り作用によって洗浄する。
 洗浄品の廃プラスチック・紙類はRPF原料へ、その他サーマルリサイクル原料、マテリアルリサイクル原料に回される。
 
 
 部品: 粉塵防止装置
 破砕の過程で出てきてしまう粉じんや浮遊粒子状物質を防止する装置である。
 陰イオン系界面活性剤が主成分の粉塵防止剤を使用し空中拡散や空気汚染する事を防ぐ事が出来る
 
 部品: 意義
 国内において国営施設や多人数が集まる施設など、テロの対象となる施設が数多く存在している。
 そういった施設をテロの脅威から守るため、テロ対策をまとめる必要性が高くなった。
 
 部品: 方針
 テロ対策は、国民の安全を守るためには重要であることは間違いない。しかし、テロ対策を至上命題とし、新たな差別や国民の生活が圧迫されることとならないよう、法の司や護民官などと連携し、行き過ぎたテロ対策を行わないよう管理、運用している。
 
 部品: システム概要
 観測される範囲の安全を確保し防犯につとめるために運用されるシステムであり、当然ながら観測する側が範囲内のものを管理、支配するためのものではない。
 
 
 部品: 有効範囲と規模
 防犯カメラが設置されている場所でしか有効にならない。
 個人、民間組織、公共など利用者に制限はないが
 防犯カメラを設置する範囲が自己の管理下であることが必要。
 範囲が広くなればなるほど、そのデータを管理する組織、機材の規模も大きくなる。
 
 
 
 部品: 設置型カメラ複数設置による死角フォロー
 設置型カメラの首は回る角度が決まっており、360度すべてを見られるわけではないのでどうしても死角が出来てしまう。
 複数台設置することでその死角を補い、より精度のある情報を記録できる。
 
 部品: 広域データ観測による時系列の把握
 同時に広域を観測することで、その時系列を追うことができる。例えばそこに写っている人がどのような順序で道を歩いたか…などが複数のカメラの映像を繋ぐことで推測できる。
 
 部品: 防犯カメラの情報の集積
 過去の情報を解析することで犯罪捜査に役立ったり、事件発生率を把握、危険地域を特定できる。ただ、記録情報も記録媒体の容量を必要とするため、特別な情報以外は一定期間で廃棄される。
 警察組織以外が管理している場合、犯罪捜査協力として警察組織に情報を提供する場合がある。
 
 部品: 防犯カメラの設置場所の工夫
 テロ防止、防犯の意味であれば人の多く集まる場所に設置し、犯罪の抑制に使用する。また、薄暗い通りなど住民に危険がおよびそうな場所に設置することで同様の効果が得られる。
 
 
 部品: 防犯カメラの規格
 犯罪の証拠として撮影した映像を解析し犯罪捜査に役立てるのはもちろんだが、そこに防犯カメラが「ある」と思わせるだけで犯罪の抑制になりうる。
 前者の場合は目立たない場所に、後者の場合は目立つ場所に設置されることが多い。
 情報は設置者の下へ集められる。
 複数設置することで死角を補う効果はあるが 全く同じ場所に沢山つけて同じ方向を写しても意味はない。
 
 部品: プライバシー保護
 国民のプライバシーは守られることは、重要である。
 しかし、テロ対策として、個人の記録の閲覧・利用が必要な場合もあり、その場合は、法の司、護民官と協議の上、藩国上層部の責任として閲覧・利用することがある。 
 
 部品: 巡回による抑止力
 結局人が見まわることの効果は大きい。警官や警備員の制服を着用した人間が巡回していることは、テロに対してかなりの抑止力となる。
 ただし、場所によっては威圧感を与えすぎないため、場合によっては私服で巡回することも行う。
 
 
 部品: 警備体制
 制服を着用した、警官や警備員の巡回を基本とし、防犯カメラから得られた情報を解析することにより、テロの兆候を事前に察知できる体制を整える。
 
 部品: 清掃の徹底
 施設各所に設置されたごみ箱については、定期的な巡回によってこまめに廃棄される。この際、不審物の確認が行われる。
 また、視覚的に不審物を早期に確認できる、中身が見えるゴミ箱の設置を検討する。
 無論ポイ捨ても禁止。
 
 部品: 不審物対策
 不審物が発見された場合の対応について、スタッフには十分な教育がされている。
 後述の、藩国主催の避難誘導研修において、不審物発見時の避難誘導とともに、連絡先や警察等の専門家が到着するまでの対応も徹底的に叩き込まれることになる。
 
 部品: 自爆テロの危険性
 自らの命を顧みない自爆テロは、断固防ぐべきものである。
 警察による地道な捜査、監視カメラの情報、民間からの情報提供などを駆使し、事前に察知、取り押さえることを前提に考え、いざとなれば、実力行使により対象を制圧することもある。
 
 部品: 持ち込み制限
 各施設の基準に従い、持ち込める荷物の種類、大きさ、数量等に制限が課せられる。特に不特定多数が集まるイベント等の際は手荷物検査等も実施される。
 また、空港や政府重要機関においては、持ち物検査に加え、X線検査などより厳しい検査が行われている。
 
 部品: 警察との協力
 民間と警察との協力は、積極的に行われている。
 民間でのイベント時の警察の協力や、警備会社から重要施設への警備員派遣などで連携を深めつつ、定期的に効率的な連携のための会議が持たれている。
 
 部品: 避難経路
 施設には、わかりやすく避難経路が設置されていなければならない。
 入り口やエレベーターホールなど施設内の人が集まってくる箇所には、非常口への案内板の設置。また、天井には停電時でも光って避難経路を示す誘導灯の設置が義務付けられている。
 
 部品: 避難誘導
 藩国主催による避難誘導研修が行われており、緊急時には、避難誘導研修を受けたスタッフによる避難誘導が行われる。
 なお、警察官や警備員はこの研修の受講が義務付けられており、緊急時のスムーズな避難誘導に一役買っている。
 
 部品: 指揮系統
 不幸にもテロが発生した場合、藩王、もしくは摂政がトップとなる対応会議が招集され、事態の収拾にあたることになる。
 指揮系統は明確な順位付けがされ、迅速に処理にあたることが可能となっている。
 ※上位者が何らかの原因で、指揮を取れない場合は、この順位により指揮責任者が決定される。
 なお、通常時のテロ対策に関する指揮は、警察機構にゆだねられており、法の下運用されている。
 
 
 
 
 


インポート用定義データ


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     "title": "リワマヒ国の都市鉱山活用およびリサイクルセンター",
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       {
         "title": "リワマヒ国の資源調達政策",
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           {
             "title": "国内資源の採掘の障害",
             "description": "国土の多くを森林が占めることや、地下の採掘への禁忌からリワマヒ国では国内資源の採掘には多数の障害が立ちふさがった。",
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           {
             "title": "都市鉱山活用への方針転換",
             "description": "資源の採掘が難しいことが判明したリワマヒ国では、すでに地上にあるベースメタルやレアメタル等の資源を再利用する「都市鉱山の活用」という方針に舵をきることになった。",
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           {
             "title": "ゴミ分別の推進と効率化のためのリサイクル機能の集中",
             "description": "都市におけるリサイクルの効率を高めるために、ごみ分別の推進を行うのと並行して、リサイクル機能を1か所に集中させることで効率化と環境負荷のコントロールを目指した。",
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           {
             "title": "スクラップの受け入れとリサイクル",
             "description": "国内でのリサイクルで賄えない分の資源については、国外のスクラップの受け入れを行うことで賄うこととした。",
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         "title": "環境負荷の低減への取り組み",
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           {
             "title": "海洋汚染への対策",
             "description": "生活排水や工場排水は3段階の汚水処理施設で海洋に流して問題のないレベルまで処理をされる。処理前後の水の汚染物質の値はリアルタイムにモニタリングされ、基準値を超える場合はアラートが鳴って流出が起こらないよう水門が閉じられる。",
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           {
             "title": "可燃ゴミ処理施設",
             "description": "可燃ゴミを処理するための工場であり、大型の焼却炉が3炉あり2炉稼動1炉点検という形をとる。 休炉するのは1年に一度だけであり大量の可燃ゴミを処理することができる。 \nまた処理の過程で生まれる処理灰を灰融解炉を通し街路ブロックなどの材料にする。 臭気、公害対策には常に気を配るため運転員には高い技能を求められる。 \nダイオキシン類に対しては常に800度以上を保つことなどで対策することができる。 処理時に生まれる熱を元に発電を行っている。",
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           {
             "title": "雨水等による汚染物質流出への対策",
             "description": "ゴミの集積地から雨水等による汚染物質の流出がないよう、下水道網を用いた雨水流のコントロールを行い、水処理施設を必ず通すようにしている。",
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           {
             "title": "汚水処理施設",
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               {
                 "title": "汚水処理施設とは",
                 "description": "工場排水や生活排水などをそのまま流すと水質の汚濁や悪臭、公害の発生原因となる。そういった汚水を処理し、自然環境に影響をあたえないようにして河川や海洋にながすための施設のこと。",
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               {
                 "title": "凝集沈殿処理法",
                 "description": "汚染物質を析出させ沈殿分離させることで水中の汚染物質の除去が可能となる。水中で懸濁している浮遊物質に処理材を加えることで電化が中和され、引力により塊状になる。この凝集作用を用いて、水中で懸濁している粒子を沈殿分離し、上澄み水を得る処理方法。",
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               {
                 "title": "膜分離法",
                 "description": "膜表面に存在する穴の孔径や物質の溶解度差などを利用し、水中に含まれている粒子の除去や溶液中に溶け込んでいる汚染物質を分離する方法。",
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               {
                 "title": "吸着濾過法",
                 "description": "汚水を吸着濾過材に通し、汚染物質を化学的な反応などにより吸着させる方法。他の物理学的吸着処理や生物学的処理で除去しきれない場合の高度処理として用いられる。また凝集沈殿処理と併用することが可能。",
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             "title": "大気汚染対策",
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                 "title": "集じん装置の設置",
                 "description": "気体中に浮遊する粒子を分離・除去する操作を集じんという。その集じんを行う装置を設置する。集じんの方法には、重力、慣性力、遠心力、熱泳導力、静電気力などを使ったものがあり、火力発電所をはじめ大規模施設では電気集じん装置が活用され、小型の発生源施設ではろ過集じん装置が広く用いられている。",
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               {
                 "title": "排煙脱硫装置",
                 "description": "工場・事業場の煙突から排出される煙の中の硫黄酸化物を取り除く装置。湿式、半乾式、乾式などの種類をもとに各工場に合わせたものを設置する。",
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         "title": "楽園島のリサイクルセンター",
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           {
             "title": "資源削減計画の実行の経験",
             "description": "リワマヒ国では、かつて資源不足にあえぐ共和国内において資源消費を削減し 、これまで放置されていたゴミの山を分別、リサイクルによって資源化する計画を策定・実行した。この際のノウハウを活かしてリサイクル集積所である楽園島を再生し、都市鉱山の活用を進めている。",
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           {
             "title": "人工島「楽園島」の建設",
             "description": "リワマヒ国に建設された人工島とその上に建設された集積工場群のことを通称「楽園島」と呼ぶ。資源削減計画の実行以来、藩国内の資源のリサイクルの中心地となっている。",
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           {
             "title": "リワマヒ国での資源削減・リサイクルのスローガン",
             "description": "NNT,NKT,BNT(なるべく治して使う、なんとか工夫して使う、ばらばらにして使う)をスローガンとし、現実的な路線で循環型社会への移行を進めていくことで、資源の消費量を抑えるとともに、廃棄物から資源を得ることを目的としている。",
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           {
             "title": "ゴミ分別の徹底の励行",
             "description": "リワマヒ国では資源の大切さを広めて国民の意識改革を促し、ゴミの分別作業の協力を得るよう努めた。ゴミの分別の徹底には地域コミュニティの理解と協力が必要であるため、初等中等教育の現場での啓発活動や婦人会・町内会への説明を細かく行い協力を求めた。\n",
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             "title": "リサイクル用のエネルギーの供給",
             "description": "リサイクルには、電力の供給が必要となる。そのため、人工島に火力発電所を設置しエネルギーの供給量を増やしている。また可燃ゴミ、流木、建築廃材などの可燃物処理施設より別途電力を産み出している。また人工島であることを利用し、波浪発電機や風力発電機などを用い使用電力にあてている。",
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             "title": "リサイクル前後の物資の集積",
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               {
                 "title": "ゴミの集積とリサイクル後の資源の集積",
                 "description": "ゴミの集積を東側、リサイクル施設を島の中央、リサイクル後の資源の集積を西側に設定し効率よくかつ環境負荷を抑えたリサイクルができるように設計している。",
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               {
                 "title": "倉庫群の活用",
                 "description": "ゴミ分別の励行の結果、精度の高い分別が行われたゴミは、それぞれ別の倉庫に集積されまとめて処理される。また、処理後の資源についても種類ごと、グレードごとに倉庫に集積され活用が図られた。",
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               {
                 "title": "倉庫の形態",
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                   {
                     "title": "普通倉庫",
                     "description": "文字通り「普通の倉庫」。日用品・紙・電気機械などの特別な管理を必要としない物品を保管するのに使われる。",
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                   {
                     "title": "野積倉庫",
                     "description": "倉庫というが建物ではない。風雨にさらされても特に問題ない木材や鉱石などを積んで保管する場所である。\"倉庫\"の中では一番コストがかからない。",
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                   {
                     "title": "水面倉庫",
                     "description": "原木を保管するために、水面に木材を浮かせた状態で保管する倉庫。周囲を築堤などで囲んで保護し、更に物品が流出しないように紐状の物で繋ぎ止める。",
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                   {
                     "title": "貯蔵槽倉庫",
                     "description": "密閉されたタンクやサイロにより、液体、若しくは包装されていない穀物を保管する倉庫。倉庫全体が金属板などで完全に密閉されており、清掃や修理以外では人の出入りすら不可能な様に作られている。",
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                     "title": "危険品倉庫",
                     "description": "引火性のガスや石油等を保管するための倉庫。何かの拍子で引火すれば大惨事になるため、耐火は勿論、中身を犯罪に使わせない為の防犯機能や万が一周辺や内部で火気が起きた時の為の消化機能が義務付けられる。",
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                     "title": "冷蔵倉庫",
                     "description": "文字通り、冷蔵機能を持った倉庫である。主に生鮮品の保管に使われる他、使用者によっては氷そのものを保管する事もある。",
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       {
         "title": "都市鉱山:基本機能",
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           {
             "title": "都市鉱山の成り立ち",
             "description": "中物理域・高物理域の藩国で利用されている個人端末や家電、バイク、重機、I=Dや船舶等には\n再利用可能な鉱物資源、貴金属やレアメタルが含まれている。\nその廃棄物に含まれる金属を積極的に「採掘可能」な鉱山資源ととらえたものが都市鉱山と呼ばれる。",
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           {
             "title": "都市鉱山の構築利点",
             "description": "既に利用されている資源量が、自然における資源量をうわまわわる場合や\n閉鎖環境にてリサイクルによる資源の再使用が必要な場合に有効とされる。\n",
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           {
             "title": "資源の偏在と消費の偏在の一致",
             "description": "鉱物を含んだ廃棄物が多く排出されるという事は消費が活発な地域であるという事である。\nそのため、都市鉱山で採掘された資源をそのまま製品の生産などに用いて消費地域に送り出す事により\n資金面でも環境面でも輸送コストや生産コストが削減できる。\n",
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           {
             "title": "都市鉱山の藩国からの要運営許可取得",
             "description": "都市鉱山は官営でも民営でも藩国からの許可が必要となる。宇宙コロニーや都市船に組み込まれる場合は官営となる。\n許可を得るには運営業務規則、環境基準、警備基準等を満たす必要があり、基本機能のみでは許可はされない。\n",
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             "title": "都市鉱山での居住禁止",
             "description": "基本的にゴミが堆積される場所であり、再利用の為に重機の行き来や処理のために危険な事が多い。\n設置藩国は居住区画を別途用意し、都市鉱山には居住禁止と設定している。また、入場も管理されている。\n",
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           {
             "title": "都市鉱山の警備対応",
             "description": "区画に立ち入る場合には、必ず入場許可証と専用装備が必要になる。\n警備詰所からの定期巡回、及び各藩国で設置された警備システムにより異常が発覚した場合には、即時各所に通知され対応が行われる。\n",
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           {
             "title": "都市鉱山のメンテナンス",
             "description": "都市鉱山のメンテナンスは定期的に行われる。整備員として訓練された人員が安全基準が確保された装備を身に着ける必要がある。\nシステムメンテナンスは元より、箱物施設としての点検も行い、行政及び第三者機関からのチェックも行われ、違反した場合には罰則が科せられる。\n",
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           {
             "title": "都市鉱山の災害対策",
             "description": "警備員の巡回や各藩国で設置された警備システムにより感知された異常があった場合には、\nまず作業を止める事をマニュアルや訓練により徹底されている。\n設置された隔壁、スプリンクラー等で一次的に凌ぎ、対策本部や会議により方針が決定される。\n",
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           {
             "title": "都市鉱山の区画構成",
             "description": "都市鉱山は複数の大区画で構成されており、2区画を予備区画(搬入処理用)、1区画をメンテナンス区画、残り区画を常時処理使用として、\n処理を途切れさせずに順次入れ替えを行う。スタッフは交代制で勤務を行う。\n",
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           {
             "title": "都市鉱山からの生成物",
             "description": "都市鉱山で分類、抽出された資源は工場に送られ再利用される。\n安全性と品質を確保された物は船舶や建造物に使用され、建築物基準に満たない物は無害化された後に形成され\n漁礁や工芸品作成等の各藩国内施設に配置されることになる。\n",
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           {
             "title": "都市鉱山サイクル概念",
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               {
                 "title": "産業製品の使用とEOL化:蓄積",
                 "description": "都市部で用いた鉱物を含んだ製品を利用していくと、必ず生産終了や販売終了、サポート終了、故障などのEOL化がもたらされる\nこれは天然鉱山におけるレアメタルや鉄鋼の元になる物質の蓄積として見なされる。\n",
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               {
                 "title": "産業製品の回収と移動:鉱床化",
                 "description": "EOL化した産業製品を回収製品として都市鉱山の対象区画に移動し、処理可能量を確保する。\nこれは天然鉱山における鉱床化として見なされ、都市鉱山の場合は人為的に位置を指定できる。\n",
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               {
                 "title": "回収製品の解体:鉱石化",
                 "description": "回収製品の中に含まれる資源を、取り出し可能な状態まで解体する。\nこれは天然鉱山における採掘による鉱石化として見なされる。\nこの時点では粗スクラップとも呼ばれる。\n",
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               {
                 "title": "粗スクラップの分離:精鉱",
                 "description": "粗スクラップの中に含まれる、再利用できない部分の抽出・分離を行い、不要物質の減量と除去を行う。\nこれは再生原材料として、天然鉱山における選鉱からの精鉱と見なされる。\n",
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               {
                 "title": "鉱物資源としての再生:金属製錬",
                 "description": "再生原材料をさらに分離を行い、各々の材質を使用出来るように固めて再生する。\n天然鉱山における製錬からの金属素材化としてみなされ、都市鉱山で抽出製錬された利用可能物資をメタルと言う。\n",
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               },
               {
                 "title": "メタルの産業製品化:サイクル循環",
                 "description": "メタルとして生成した金属素材を再度産業製品として都市に提供し、EOL化するまで使用をしてもらう。\nこれにより、都市鉱山の資源処理可能量として再度産業製品が積み重なるため、サイクル化する。\n",
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               },
               {
                 "title": "都市鉱山のサイクル循環の注意事項",
                 "description": "精鉱段階で使用可能資源自体は必ず目減りするため、都市鉱山資源だけで全資源を賄う事は絶対に出来ない。\n他天然鉱山での採掘や他藩国からの輸入などで産業に必要な資源量を確保する必要がある。\n",
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                 "title": "金属リサイクルの流れについて",
                 "description": "金属リサイクルの元となるスクラップの回収を行った後、加工工場により分類・破砕・圧縮により処理できるようにされ、製鉄所や処理工場で処理されて製品化される。\n各藩国の物理域及びテックレベル、法律規制により選択される方式が異なる。\n",
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               {
                 "title": "金属スクラップ回収方法",
                 "description": "藩国によってコンベアで自動回収されたり、持ち込みがされたり、ボックスにより回収されたりと様々な方法があるが、\nリサイクル対象となる粗スクラップをが処理工場に回収・集積される。工場発生スクラップや老廃スクラップ等の種類がある。\n家電や車、廃棄コンテナ等の金属成分が多く含まれた物が好ましいとされる。\n",
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                 "title": "金属スクラップ加工処理",
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                     "title": "金属スクラッププレス加工",
                     "description": "金属スクラップが薄い材料が出来ていて空間の多い物の場合、型に入れて圧縮し箱型に纏める事で行う加工方法が用いられる。\n立方体になるため集約率が高い。",
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                     "description": "パイプや建材などの厚みがあり長い鉄スクラップを、一定の長さに切断する加工方法。\n圧縮切断機という機材を用いて、加工製品化する。\n",
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                     "description": "大きな材料で、大きさや厚さのためにプレス加工、シャーリング加工、シュレッダー加工が出来ない場合に行われる。\nバーナー等の自由に金属切断できる道具を用いて、リサイクル処理が出来る大きさまで分解する。\n",
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                     "description": "ナゲット処理とは、被覆電線・被覆銅線を粉砕機)にかけ米粒大に粉砕し、\n定量供給装置から一次粉砕機→二次粉砕機にかけ磁選機・振動ふるい機から被覆(電線の被膜部分)と導体(電線の金属部分)を比重選別した後、\nナゲット処理された高純度の銅屑と被覆チップをサーマルリサイクル及びマテリアルリサイクルに分別・回収します。\n",
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                     "title": "溶媒抽出法による回収",
                     "description": "溶媒抽出法は水相と有機相間の溶解度差を利用して溶質を分離する方法であり、\n金属イオンと反応し有機相に分配しやすい化学種を形成する抽出剤を用いて\n基板や破砕されたスクラップから有価金属を高効率に分離回収、精製、濃縮することが可能である。\n",
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                     "description": "イオン液体は、陽イオンと陰イオンの組み合わせで構成される、室温で液体の塩の事を示し、\n溶媒に不揮発性であるイオン液体を用いて電気分解による電解析出を行う事により、レアメタルの回収が可能である。\n",
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                 "title": "リサイクルされたインゴットの製品化",
                 "description": "加工されたスクラップは製鉄所に再度輸送され、電気炉や熱炉などで溶かされて再度新しいインゴットに製品化される。\n再生された金属は船や建物の建材や、家電の材料に再利用される事になる。\n",
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                 "title": "都市鉱山設備の運用時の注意事項と資格",
                 "description": "それぞれ巨大かつ重工業としての機材も存在し、事故が発生した場合は死傷者が出る事もある\n運用にはマニュアルを参照し、安全に使う事。また、大型機械操縦の資格が必要となる。\n",
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                 "description": "回収された廃棄物は各専用ヤードに纏められつつ受け入れヤードに保管される。\n受け入れヤードで異物混入が無いか分別と確認を行った後に、それぞれの処理工程に投入される。\n",
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                 "title": "マルチシュレッダー",
                 "description": "小型の複合素材を破砕・選別し、各種金属を取り出す機械である。\nロータを高出力トルクで回転刃を回し、固定刃の上に流れてくる素材を粉砕して加工する。\n",
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                 "title": "定量供給装置",
                 "description": "シュレッダー等で粉砕した後の粉々になったスクラップを流し込むことで、設定した量を時間単位で後工程に流すように調整する機会である。\n効率よく分別できるように、選別機の処理能力に合わせて設定される。\n",
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                 "title": "プラスチック材質選別機",
                 "description": "プラスチックや化学化合物質系の設定材質を瞬時に検知・選別できる機械である。\n近赤外線を照射する事で、材質により吸収される波長が異なる事を利用して選別を行う。\n",
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                 "title": "材質密度選別機",
                 "description": "画像処理技術を利用し、特定の原子密度を測定することにより、材質選別を行う事が出来る機械である。\n対象原料にX線を照射し、受信器に写った原料の影の濃さから材質判断を行い、\n材質判断後は、コンベヤ先端上に配置されているエアノズルから対象原料のみエアを噴き、資源を回収する。\n",
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                 "description": "電磁センサを使用した材質選別機であり、鉄・非鉄に関らず、金属全般を回収できる機械である。\nコンベヤ中に埋め込まれた電磁センサ上を原料(金属)が流れる際に、センサに発生する誘起電力を感知・識別する。\n識別後は、コンベヤ先端上に配置されているエアノズルから対象原料のみエアを噴き、回収する。\n",
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                 "description": "電磁センサと色彩センサを併用した材質選別機である。\nシュレッダにて粉々にされた資源物から対象を見つけるのに有用であり、白を指定すればアルミや真鍮、茶色を指定すれば銅などと自動選別回収できる。\n",
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                 "description": "金属スクラップの積み下ろしや機械への投入に関してはバケットクレーンとマグネットクレーンを用いる。\nバケットとは蟹の鋏や人の手のような掴む装置、マグネットとは電気式の大きな磁石の事を表している。\n",
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                 "description": "国内において国営施設や多人数が集まる施設など、テロの対象となる施設が数多く存在している。\nそういった施設をテロの脅威から守るため、テロ対策をまとめる必要性が高くなった。",
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                 "description": "テロ対策は、国民の安全を守るためには重要であることは間違いない。しかし、テロ対策を至上命題とし、新たな差別や国民の生活が圧迫されることとならないよう、法の司や護民官などと連携し、行き過ぎたテロ対策を行わないよう管理、運用している。",
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                 "description": "観測される範囲の安全を確保し防犯につとめるために運用されるシステムであり、当然ながら観測する側が範囲内のものを管理、支配するためのものではない。\n",
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                 "description": "防犯カメラが設置されている場所でしか有効にならない。\n個人、民間組織、公共など利用者に制限はないが\n防犯カメラを設置する範囲が自己の管理下であることが必要。\n範囲が広くなればなるほど、そのデータを管理する組織、機材の規模も大きくなる。\n\n",
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                 "description": "同時に広域を観測することで、その時系列を追うことができる。例えばそこに写っている人がどのような順序で道を歩いたか…などが複数のカメラの映像を繋ぐことで推測できる。",
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                 "description": "過去の情報を解析することで犯罪捜査に役立ったり、事件発生率を把握、危険地域を特定できる。ただ、記録情報も記録媒体の容量を必要とするため、特別な情報以外は一定期間で廃棄される。\n警察組織以外が管理している場合、犯罪捜査協力として警察組織に情報を提供する場合がある。",
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                 "description": "テロ防止、防犯の意味であれば人の多く集まる場所に設置し、犯罪の抑制に使用する。また、薄暗い通りなど住民に危険がおよびそうな場所に設置することで同様の効果が得られる。\n",
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                 "title": "プライバシー保護",
                 "description": "国民のプライバシーは守られることは、重要である。\nしかし、テロ対策として、個人の記録の閲覧・利用が必要な場合もあり、その場合は、法の司、護民官と協議の上、藩国上層部の責任として閲覧・利用することがある。 ",
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                 "description": "結局人が見まわることの効果は大きい。警官や警備員の制服を着用した人間が巡回していることは、テロに対してかなりの抑止力となる。\nただし、場所によっては威圧感を与えすぎないため、場合によっては私服で巡回することも行う。\n",
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                 "description": "不審物が発見された場合の対応について、スタッフには十分な教育がされている。\n後述の、藩国主催の避難誘導研修において、不審物発見時の避難誘導とともに、連絡先や警察等の専門家が到着するまでの対応も徹底的に叩き込まれることになる。",
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                 "title": "自爆テロの危険性",
                 "description": "自らの命を顧みない自爆テロは、断固防ぐべきものである。\n警察による地道な捜査、監視カメラの情報、民間からの情報提供などを駆使し、事前に察知、取り押さえることを前提に考え、いざとなれば、実力行使により対象を制圧することもある。",
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                 "title": "持ち込み制限",
                 "description": "各施設の基準に従い、持ち込める荷物の種類、大きさ、数量等に制限が課せられる。特に不特定多数が集まるイベント等の際は手荷物検査等も実施される。\nまた、空港や政府重要機関においては、持ち物検査に加え、X線検査などより厳しい検査が行われている。",
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                 "title": "警察との協力",
                 "description": "民間と警察との協力は、積極的に行われている。\n民間でのイベント時の警察の協力や、警備会社から重要施設への警備員派遣などで連携を深めつつ、定期的に効率的な連携のための会議が持たれている。",
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             "title": "テロ発生時の対応",
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                 "title": "避難経路",
                 "description": "施設には、わかりやすく避難経路が設置されていなければならない。\n入り口やエレベーターホールなど施設内の人が集まってくる箇所には、非常口への案内板の設置。また、天井には停電時でも光って避難経路を示す誘導灯の設置が義務付けられている。",
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                 "title": "避難誘導",
                 "description": "藩国主催による避難誘導研修が行われており、緊急時には、避難誘導研修を受けたスタッフによる避難誘導が行われる。\nなお、警察官や警備員はこの研修の受講が義務付けられており、緊急時のスムーズな避難誘導に一役買っている。",
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                 "title": "指揮系統",
                 "description": "不幸にもテロが発生した場合、藩王、もしくは摂政がトップとなる対応会議が招集され、事態の収拾にあたることになる。\n指揮系統は明確な順位付けがされ、迅速に処理にあたることが可能となっている。\n※上位者が何らかの原因で、指揮を取れない場合は、この順位により指揮責任者が決定される。\nなお、通常時のテロ対策に関する指揮は、警察機構にゆだねられており、法の下運用されている。\n\n\n",
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