ガンタンク RX-75

ダッシュは遅めだがキャタピラ移動速度が速く、重装甲と長射程のキャノン砲を特徴とする機体。基本戦術は後方支援機体戦術を参照。

現在連邦軍唯一の遠距離戦型MSで、適正射程は400m~最大700m。拠点攻撃や後方支援など遠距離戦での能力は高く、メイン武器に何を選ぶかによって役割が全く変わってくる。

タンクがチームに加わる事で、チームの戦術は幅広く変わる。
タンクの高い支援能力を最大限引き出せるような戦術・武装を考えよう。


基本データ
兵種 後方支援型
HP 300
コスト 170
防御力



■メイン 120mm低反動キャノン砲

武器名 弾数 ダメージ ダウン補正値 リロード速度 対拠点能力 備考
A 3 80 5? ノーマル。対MS用として爆風にも当たり判定がある。若干だが拠点にもダメージが通る。4VS4時拠点撃破:40?発必要
B 3 90 10 拠点を10発で落とせる。リロード時間が非常に短く、連続して砲撃できる。手早く動けば拠点を2回落とせる。
C 3 40 10 約7秒 クラスター弾、目標近くの上空で子弾を飛散する。射角を高角にして撃つと広範囲に広がる。範囲内にいる全ての敵に小ダメージ+強制ダウン。
D 3 10 × ナパーム弾、着弾広範囲に爆風を起こし爆風内の敵MSを強制ダウン&一定時間速度低下効果(ビジュアル的には機体が燃えている)。リロード時間がほかの武装に比べてかなり遅いので撃ちすぎに注意。

《120mm低反動キャノン砲A》

A弾は誘導性を備えた高威力な榴弾を発射する。
一撃の威力が非常に強力で、適正距離を守って直撃させれば敵体力の半分近くを奪う程の強力な攻撃になる。また、かすめただけで爆発する近接信管が備わっており、爆風にも当たり判定がある。
連撃に入った敵や起き上がりタックルを狙う敵、狙撃体勢に入ったスナイパーなど、弾幕を張りつつ要所要所で敵の行動を読んでHITさせれば、味方は一気に有利になる。

リロードも早いため、どんどん撃って敵を威圧しよう。

《120mm低反動キャノン砲B》

B弾は拠点落としの要となる徹甲弾を発射する。拠点攻撃力は連邦軍の中で最大であり、10HITで敵拠点を落とせる。リロードも約1秒と速く、最短なら所要時間はわずか30秒程度だが、当然敵のマークは厳しくなる。
護衛をつけたり、隠密で行動したりなど、そこは作戦の立てどころだ。

A・C・D弾と違い、誘導性は皆無で爆風による判定も無い。
その為MSに命中はほぼ望めないが、HITした時のダメージはA弾より高い。スナイパーの牽制程度にはなるだろう。

《120mm低反動キャノン砲C》

C弾は着弾点の手前上空で破砕片(クラスター)をばら撒く特殊弾を発射する。
広範囲に破砕片がばら撒かれるので、MS支援能力はかなり高い。
また、双発の弾なのでジオン系クラスター弾より範囲が広いのが嬉しい所だ。
もちろん1発の弾で複数の敵にHITさせることも可能で、射角を高角にして撃つと400mを過ぎた辺りで広範囲に広がる。

欠点としてA弾・B弾に比べ威力は大きく下がり、拠点への攻撃力も小さい。しかし当てやすさは格段に上がるため、しつこく当てて敵の行動を制限しよう。

《120mm低反動キャノン砲D》

D弾は着弾点から効果が広範囲に拡散するナパーム弾を発射する。
大きな特長として、Hitした相手が一定時間炎上し「機動性低下状態」に陥る。炎上中の敵が水中に入っても消されるかは検証中だが
水中でのグフにHit時では燃えていた。

基本的な使い方はC弾と似た使い方になるだろう。
味方の突入前や後退時に複数Hitを狙い、形勢を逆転させたい。
弾直撃ではダウンするが、火炎部分でのHit1発ではダウンしない。
(味方連撃中のHitだとダウン)
ただし、4種の弾の中で一番リロード時間が長く、ダメージもC弾より低い。弾丸自体の弾速もやや遅いという欠点もあるので注意しよう。

《120mm低反動キャノン砲C・D弾について》

この機体のメイン武器は全て1HITでもすれば強制ダウン効果がある。
このため広範囲に判定が広がるC・D弾はダウンを奪いやすく、足止めや牽制に大きな効果がある。

反面、大きなデメリットもある事を理解しておきたい。
ダウン後の無敵時間を利用されて、味方が反撃を受けたり、弱った敵MSにまんまと逃げられてしまうケースも少なくない。
また、味方が格闘で連撃を決めている場合、それをカットして妨害してしまうことも多々起きてくる。
C・D弾の威力は決して高くないためダメージ効率も悪くなり、ただ闇雲に連射しているだけでは、味方の援護になっていない時があることは、肝に銘じておこう。

まず普段から敵味方の位置関係をレーダー及び目視で確認しながら砲撃を行う癖をつける。必要な時には味方に最前線の状況を尋ね、その上で、後退しようとする敵MSへの追撃や足止め、別働隊の進行速度の遅延、味方前衛突入前のD弾を連射など、役割・使い方を十分に意識した上での砲撃を心がけ、遠距離支援の幅を広げる運用を目指していこう。

■サブ 4連装ボップミサイル

弾数 ダメージ ダウン補正値 リロード速度 対拠点能力 備考
12 4/発? 3 × 4発1セット、リロードが長めなので無駄撃ちに注意。


《4連装ボップミサイル》

ミサイルという名前だが、ほぼバルカン。装弾数は12発だが、名前の通り4発1セットなので実質3回撃てばリロードとなる。

射程は短くダメージも低いが、ダウンを奪いやすい。接近された場合の生命線となる大事な武装である。リロードは遅いので無駄撃ちはできるだけしないようにしたい。
また、密着した状態で発射しても腕の位置の関係で弾が敵機体の左右に逸れてしまい、当らなくなってしまうので、その点も十分に注意したい。

余談だが、ポップミサイルではなくボップミサイル。

■格闘

武器名 ダメージ ダウン補正値 対拠点能力 備考
ボディチャージ 10 ×
頭突き     10 10 ×

基本的に接近されてはいけない機体だが、拠点落としの場合等には否応にも接近されてしまう場合もある。

サブ射やタックル、格闘を当てることは自体はそれほど難しくはない。
しかし、いずれもダメージは10程度と極めて低い為、撃墜寸前の敵MSならともかく、タンクが近距離でダメージを稼ごうとするのは効率性からも背負うリスクからも非合理的である。

早め早めに味方に救援を求め、ダウンの取りやすいサブやタックル、時には格闘を駆使して時間を稼ごう。この時無闇に飛び回ったり、サブを無駄撃ちしたりしないように気をつけることでグッと生存率が上がるはずだ。
1on1なら長く粘ることは容易なので、できる限り冷静に切り抜けたい。

■拠点落としについて

4vs4における遠距離戦型の大きな役割の一つ。
B弾を装備した状態の攻略所要時間は30秒ほどなので、如何に気づかれず戦線を突破するかがポイントだろう。

新Mapグレートキャニオンではその地形の為、
ジオン拠点砲撃ポイント(公式Map参照)、または地下洞窟を抜けた地点が砲撃ポイントとなる。
しかし、拠点砲撃ポイントまでたどり着ければ、身を守るのにちょうど良い小山もあるので、拠点を攻略するのは容易だ。

また、残り数発で拠点が落とせそうな時は目の前の敵を無視して、強引に拠点を落としきってしまう手もある事を忘れないでおこう。
敵にダウンさせられた後の無敵時間中に拠点を再ロックし攻撃するなど、コストもあまり安いMSではないので、くれぐれも拠点を落とす前に撃墜されないようには気をつけたい。

自分と拠点の残り体力を計算して立ち回れるようになれば一人前だ。

ただ闇雲に砲撃ポイントに向かっていくだけでは勝ち目は無い。味方と連携し、拠点攻略のタイミングを計ろう。

■カスタムについて

装甲2、そして機動は6までカスタマイズできる。どちらとも一長一短なので個人の趣向やチームの戦術で判断していこう。
カスタムにお勧めは無い。自己流を編み出せ!

■まとめ

4vs4においてA弾で獅子奮迅の活躍をするのは難しい、戦場の空気になりたくなければそれ相応の努力をするか、C・D弾を使いこなせるようになりたい。また、遮二無二拠点砲撃ポイントに向かっていくだけではただのカルカン、そこは理解したい。

グレートキャニオンでは拠点落としの他に、C・D弾支援やA弾砲撃なども非常に有効になっている。
チームの方針・戦術にあった武装を選択しよう。

接近戦はあくまで耐えるのが目的。
大将タンクでもない限り時間を稼いで味方が援護にきてくれるまで頑張ろう。


■セッティング

セッティング名 装甲耐久力 旋回速度 ダッシュ速度 ジャンプ速度 備考
機動重視6 -6 +2 +5 +5 HP
機動重視5 -5 +2 +4 +4 HP 264
機動重視4 -4 +1 +3 +2 HP
機動重視3 -3 +1 +2 +3 HP 282
機動重視2 -2 +1 +2 +2 HP
機動重視1 -1 +1 +1 +1 HP
ノーマル 0 0 0 0 HP 300
装甲重視1 +1 -1 -1 -1 HP 306
装甲重視2 +2 -1 -2 -2 HP

■支給

順番 武器名 支給パイロットポイント
1 120mm低反動キャノン砲B 100
2 セッティング1 500
3 セッティング2 500
4 120mm低反動キャノン砲C 700
5 セッティング3 700
6 セッティング4 700
7 セッティング5 1000
8 120mm低反動キャノン砲D 1000
9 セッティング6 1200
10 セッティング7 1200
11 セッティング8 1200
最終更新:2007年01月05日 06:09